【兄弟愛に涙】病気の弟を連れて8歳の男の子がトライアスロンを完走

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Lucas House/Facebook

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ルーカス・アルドリッチくんは、米アイダホ州で暮らす6歳の男の子。生まれつき滑脳症を患っており、1人で歩くことも、話すことも、ごはんを食べることもできない。

しかしそんなルーカスくんがこのほど、大好きなお兄ちゃんの力を借りてトライアスロンを完走するという偉業を成し遂げた。

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生後3カ月のとき、滑脳症であることが発覚したというルーカスくん。滑脳症は、脳の表面のシワ(脳回)がなく滑らかなことが特徴の珍しい病気で、医師はルーカスくんの両親に、「彼は生涯車いすで過ごすことになるだろう」と告げたという。

ところが、そんなルーカスくんの人生を変えたのが、2歳年上の兄ノアくんの存在。

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ルーカスくんと一緒に散歩をしたり、テレビを観たりするのが大好きだというノアくんは、若者の生活指導や教育、福祉などをおこなう公益団体YMCA Kids Club主催のキッズ・トライアスロンの存在を知り、「弟と一緒に参加したい」と母親のアリッサさんに懇願。

翌日から早速トレーニングを開始し、ルーカスくんを乗せたストローラーを押しながらのジョギングに、ルーカスくんを乗せたボートを引きながらの水泳、そして、ルーカスくんが乗ったストローラーをつないでのサイクリングといった過酷な特訓を3カ月間続けたという。

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 そして迎えた大会当日、ノアくんとルーカスくんは、遠泳200m、自転車ロードレース約4.8km、長距離走約1.6kmからなるトライアスロンを54分という好タイムで見事完走。

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兄弟であり、親友でもある2人の強い絆に、観客からは温かい拍手が贈られた。

アメリカのテレビ番組の取材に、 「ルーカスのすべてが好き。彼は完ぺきなんだ」とコメントしたノアくん。レース後、大好きなお兄ちゃんを見るルーカスくんの目は、「とても誇らしそうだった」とアリッサさんは語っている。

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病気や障害という枠にとらわれず、できる限りいろんな経験をさせてあげたいと話すルーカスくんの両親。そんな温かい家族の愛に包まれ、最近ではルーカスくん表情や行動に明らかに変化が現れてきたとのこと。

なお、2人の母親であるアリッサさんは、ルーカスくんと同じような症状をもつ子どもとその家族のための慈善団体Lukas Houseを設立しており、病気や治療に関する知識を広める活動をおこなっているので、興味のある方は是非確認してみてほしい。

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