【悲報】“学の無さ”による死亡率は喫煙とほぼ同じであるとの研究結果

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タバコやお酒が体に悪いのは周知の事実。だが、そういった外的要因以外にも、驚くほど死亡率を高めてしまうモノがあることが新たな研究により明らかになった。

なんと、“学の無さ”による死亡率は、喫煙によるそれとほぼ同じであることがわかったというのだ。

学歴が低いほど死亡率が高い

約1億人のアメリカ人を対象に、1986~2006年の20年に渡りアメリカ疾病予防管理センターが実施した国民健康調査のデータを分析し学歴が死亡率に与える影響について測定した同研究。

その結果、もし最終学歴が“中卒”となっている成人(25~85歳)が高校を卒業していたら、2010年に死亡した人のうち約14万5000人の命が救えたことが明らかになったとか。

これは、喫煙者がもしタバコをやめていた場合に救えていたはずの命の数とほぼ同じだそう。

また、大学に進んだものの卒業しなかった人がもし修士号を取得していれば、さらに約11万人の命が失われずに済んだ計算になるという。

教育を高めることで死亡率を改善できる

一般的に、高学歴な人は高収入で社会的ステータスが高く、健康的な思考をもっている割合も高いため長寿につながる。

また、教養のある人は喫煙などの“悪い習慣”を避ける傾向もあるため、そういった要因も学歴の低さが死亡率を高める要因になっているのだとか。

研究を率いた米コロラド大学デンバー校のパトリック・クルーガー教授は、「何らかの政策や介入によって人々の教養を高めることができれば、アメリカ国民の生存率も十分に改善できるだろう」とコメント。

共同研究者のヴァージニア・チャン教授(ニューヨーク大学医学部)も、「教育を意識することで、実質的に死亡率を下げられる可能性がある」と教育の重要性を示唆している。

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