“マインドコントロール”は怖くない!?できるビジネスパーソンが使いこなす説得術とは

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「マインドコントロール」と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろう?宗教への勧誘か、はたまた悪徳商法か。

「マインドコントロール」は、「相手の心を操る」「自分でものごとを決める意思を奪う」など「負のイメージ」が強い言葉だが、日常生活やビジネスシーンで使いこなせれば、洗練された説得術となるそうだ。

人は生活する上で、実は自分で思うほど確かな主体性を持っているわけではないという。説得意図を感じさせずに人を動かせれば、良好な人間関係を保ちつつ、自分に有利に相手を誘導できる。このマインドコントロール的アプローチが、ビジネスパーソンにとっては非常に有効なスキルなのだ。

説得学の権威、榊博文氏によれば、これは説得術の一種なのだとか。そこで、同氏が著書「マインドコントロール式説得術」でも解説している説得術を少しご紹介しよう。

「ブーメラン・テクニック」

人には「他社に同調していたい」という欲求と、それに反する「他者と違っていたい」という欲求がある。この手法は後者の「他者と違っていたい」欲求を利用し、相手にわざと同意することで、逆に相手を当初と違う意見に誘導する手法。営業手法としてビジネス書などでもよくとりあげられている。

「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」

わざと負担の大きな要求をして断らせ、後に小さな要求をして相手に受け入れさせる。例えば、最初に高額商品を売りつけ断らせてから、少額商品を売る。相手の譲歩に対し、 こちらも譲歩しなければという心理に働きかける手法。

「ロー・ボール・テクニック」

例えば、車の本体価格を安く設定し、オプションをつけていくと結果高額になった、というように、最初に安い条件で消費者をつかみ、悪い条件をあとで明かす手法。この手法の怖さは、本人が完全に納得している状態にあることだとか。

これらは営業等でもすぐにでも使えそうだが、その他にも、「ジキルとハイド・テクニック」「蟻地獄テクニック」「催眠オークション・テクニック」など、ちょっと怖いネーミングの手法もある。

説得術を理解すれば、悪意ある人の説得から身を守る術ともなるし、大成している著名人では、自分で自分にマインドコントロールをかける人もいるという。ビジネスシーン以外でも生活の上で使えそうだが、受け手として考えれば、人にはコントロールされたくないな、と思うのが心情かも!?

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