血中DHA濃度が少ない子どもは、読解力や記憶力が悪いと判明!!

Text by

  • 14
shutterstock

shutterstock

オランダのRoyal DSMグループが助成して行った英国オックスフォード大学の研究チームによる観察研究で、長鎖オメガ3、特にDHA(ドコサヘキサエン酸)の血中濃度が低いと、読解力や記憶力も低くなることが判明した。

調査は、英国オックスフォードシャー州の公立学校に通う、「読み書きは標準より劣るが他の能力は標準的な7~9歳の健康な児童」493名を対象に実施。血液サンプルを測定したところ、血中脂肪酸値の平均が、DHAは1.90%、EPA(エイコサペンタエン酸)が0.55%で、オメガ3脂肪酸値はDHAとEPAの合計で2.46%だった。これは、成人が健康な心血管活動を維持するために必要とされる4%を下回る結果だという。

つづいて、同じ児童を対象に、読解力と理解力及び行動の測定を行った結果、DHA濃度が低いことは、読解力や記憶力が低いことに関連性があることがわかった。また、DHA濃度が低いと、反抗行動や情動不安定との関連性があることも認められたという。

ちなみに、今回対象となった児童の食生活では、魚を食べる回数が週2回未満である児童が88.2%、まったく食べない児童が9%であったことが判明。藻類由来のDHA摂取量を増やすと、読解力や行動が改善したという。

DHAは、人の体内に存在する多価不飽和オメガ3脂肪酸の一種で、主に、脳の主要な構造脂肪。DHAを適度に摂取することは、幼児から成人まですべての人の脳が大好物の栄養素で、オックスフォード大学は、7~9歳の児童は1日あたりのオメガ3脂肪酸の摂取量を増やすべきと警告している。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking