スキンシップの秘密!! 脳内ホルモン「オキシトシン」が愛情を深め記憶力を増すとの調査結果

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スキンシップをした時、何らかの安心感を感じた経験を持つ人は多いだろうが、この度、ゴールドコースト観光局およびクイーンズランド州政府観光局の日本事務所が中学生の子どもを持つ親 1,000 名を対象に行った「スキンシップと親子関係」に関する調査(日本国内)によると、親子間のスキンシップが親子関係や人間形成に好影響を及ぼしていることがわかった。

1つは、スキンシップをとっていると反抗期を迎える中学生になっても「親子関係が良好」であるということ。スキンシップを取っていた親子は72.3%が現在も親子関係が「良好」と回答したのに対し、スキンシップをまったくしなかった親子で現在も親子関係が「良好」と回答したのはわずか18.2%だった。

もう1つは親子でスキンシップをとっている子どもの方が、成績が良いということ。調査で親子のスキンシップを意図的に取っていた子どもの成績は「良い」が27%、「悪い」が9%だったのに対し、親子のスキンシップを取っていなかった子どもの成績は「良い」が15%、「悪い」が24%だった。 

桜美林大学の山口創准教授によると、スキンシップをすると、した人もされた人も脳内から「オキシトシン」というホルモンが分泌されるそう。このオキシトシンが分泌されることで愛情が育まれ、信頼する気持ちがお互いに強まるという。さらにオキシトシンには記憶力を活性化させる効果があり、学力向上に間接的に影響するといわれている。しかも、オキシトシンの効果は生涯脳内に残るとのだとか。

また、同准教授は「スキンシップ」の中でも特に「だっこ」と「おんぶ」の両方の重要性も説明。母子の代表的なスキンシップである「だっこ」は、子どもと密接したコミュニケーションがとれることで、子どもは自分が受け入れられ大切にされていると感じられ、情緒を安定させる効果があるという。一方の、父子の代表的なスキンシップである「おんぶ」は、父子の目線が同じ高さになった上で子どもに外へ意識を向かわせることで社会性をつける効果があるという。 

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