くるみスゴイ!! がんや脳卒中だけでなく心臓の健康にも良いとの研究結果

2013年12月04日 17時58分

2013年12月04日 17時58分

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くるみがいかに身体に良いかは「抗がん作用がある」「脳卒中に好影響」といったこれまでの記事でもご紹介してきたが、今回はくるみが「心臓の健康に有効」という話題。

ミュンヘン大学医療センターの研究によると、くるみを取り入れた食事をした場合、心血管疾患リスクの予測因子と言われている非HDLコレステロールとアポリポタンパク質B(アポB)がそれぞれ有意に低下することが判明した。研究では、健康な男女に通常の食事の一部としてくるみを8週間摂取してもらったところ、摂取期間中、飽和脂肪の摂取量が減り、多価不飽和脂肪酸の摂取量が増えたため、脂質値に良好な変化が生じたという。

日本では心疾患(高血圧症を除く)はがんに続く死因の第2位で、死因別死亡数全体の15.8%を占めるという。研究責任者のクラウス・パルホーファー博士は「通常、これらの病気は多数のさまざまなリスク因子の結果として起こりますが、その中で最も重要なのが非HDLコレステロールやアポBといった脂質因子です。私たちの研究は、食事にくるみを取り入れることでこれらのリスク要因が抑制されて有益な効果が得られることを示しました」とコメントしている。

また、くるみは血管内皮機能を改善し、酸化ストレスと炎症マーカーを抑制したり、コレステロールの排出を促進したりすることも知られている。さまざまな心血管疾患のターゲットに対してくるみが比較的短期間で効果を発揮するため、心臓の健康に役立つ食事をしたければくるみを取り入れると良いのだそう。

多価不飽和脂肪を主成分とするくるみは、植物性オメガ3脂肪酸であるアルファリノレン酸が豊富な数少ない食品の1つ。オメガ3と言えば免疫力アップやアンチエイジング、メタボ予防にも効果があるとされている成分なので、ぜひ積極的に取り入れたいものだ。

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