「タバコは体に悪くない!」医師を対象とした喫煙調査のコメントあれこれ

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flickr_Matt Trostle

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医師専用サイトの「MedPeer(メドピア)」はこのほど、会員の医師66,000人を対象に「医師の喫煙状況」についてのアンケート調査を行った。回答者は3,873人。

医師の喫煙率は1割、6割は「一度も喫煙したことない」

アンケートでは医師たちが現在タバコを吸っているかどうかを質問。その回答によると、医師の喫煙率は全体のわずか9.2%、全体の1割しか煙草を吸っていないことがわかった(「ほぼ毎日喫煙している」が7.0%、「ときどき喫煙している」が2.2%)。

この他、かつて喫煙していたが現在はしていない医師が29.6%、残りの約6割はこれまで一度も「喫煙したことはない」と回答した。

ストレスの多そうな医療の仕事だが、医師たちの喫煙率は意外に低かった。以下では、本音が垣間見える医師たちのコメントをご紹介しよう。

喫煙したことがないから患者の気持ちがわからない

まずはタバコを吸ったことがない医師たちの言葉だ。禁煙外来なのにタバコを吸った事がないため、患者さんのつらさがわからないと悩む人が多いようだ。

「喫煙したことはない」医師のコメント
・タバコは吸ったことがないので禁煙をしている人のつらさが実感としてはわかりません。(40代、呼吸器内科)
・喫煙したことはないですが、禁煙外来やってます。禁煙外来に来られる患者さんの気持ちが少し分かりにくいかもと、心配しています。(40代、一般内科)
・家族に喘息の患者がいて、とても吸う気になりませんでした。(40代、一般外科)
学生時代の解剖の時喫煙者の肺の変化を見て。(60代、一般外科)

医師たちの禁煙方法は?

こちらは医師であり以前は喫煙をしたことのある、禁煙達成者のありがた〜いお言葉。医師たちはどんな風に禁煙に取り組んだのだろうか。

「以前喫煙していた」医師のコメント
・開業を機に26年間禁煙している。(60代、整形外科・スポーツ医学)
・7年前に子供が生まれてから禁煙しています。吸わないほうが楽です。(40代、産婦人科)
・施設内禁煙となり、チャンピックス服用を勧められたところ禁煙でき以降持続できている。(40代、消化器内科)
ニコレットを使用して、2週間くらい、眠気といらいらに耐えながら、なんとかやめられました。(40代、精神科)
・吸っていた時はストレス解消になると思っていたが、止めてみると、ストレス解消にはなっていなかったことがわかった。(50代、総合診療)

ヘビースモーカー派が断言「タバコは体に悪いものではない」

つづいて、こちらは毎日喫煙している医師たちの言葉。中にはヘビースモーカーの域に達する人もいるが、口を揃えて「たばこは体に悪くない!」と豪語しているようです。

「ほぼ毎日喫煙している」医師のコメント
・タバコは30年愛用しています。世間で言われるほど、体に悪いものではなく、効用の方が上回ります。(50代、精神科)
禁煙していましたが死にそうな病気になって、関係なかったとまた再開しました。(50代、一般内科)
・父も義父もヘビースモーカーだがお酒は飲めない。2人とも80代だが病気ひとつせず元気でいる。私も1日20本以上吸っているが健康だ。(50代、一般内科)
・辞める気もなく一日2箱です。今のところ、肺、動脈硬化大丈夫です。(50代、整形外科・スポーツ医学)

辞めたくても吸ってしまう、優柔不断なお医者さん

こちらは時々喫煙をしている医師たちの言葉。どちらかと言うと気が弱くて流されやすい人が多いかも?

「ときどき喫煙している」医師のコメント
・禁煙を心がけてますが、忙しくて疲れてくるとつい一服、そしてまた禁煙の繰り返しです。(40代、一般外科)
・喫煙すると頭がなんとなくさえるような感じです。喫煙を完全に禁止したら発想が貧しくなるのではないですか?(40代、一般内科)
・友人と飲むときや当直の時どうしても吸いたくなることがあります。(30代、消化器内科)
・月にひと箱だけです。当直明けなど、疲労が蓄積した時は必要ですね。(40代、小児科)
・しばらくヤメテいましたが、ちょっとしたストレスを契機にまた始めてしまいました。(30代、麻酔科) 

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