自転車シェアの普及でニューヨークが「最もサイクリングに適している街」に!

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Flickr_New York City Department of Transportation

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米国の雑誌「バイサイクリング」は先日、全米で最もサイクリングに適している街ランキングを発表し、1位に「ニューヨーク市」が選ばれた。前回行われた2年前のランキングの7位から一気に1位へと躍進したのには理由がある。

自転車シェアリングサービスの普及が背景に

ニューヨーク市がサイクリングに適していると認められた背景には、2013年5月から開始された自転車シェアリングサービス「シティバイク」が順調に普及していることがあげられる。

Flickr_Nick Amoscato

金融大手シティバンクがメインスポンサーとして出資している「シティバイク」は、以前、IRORIOでもその内容をご紹介したが、会員になれば街のいたる所に設置された専用ステーションの自転車を24時間使うことができるサービスで、2014年5月現在で、約300カ所、5000台以上の自転車が配置されている。

事故も減少

開始から1年4ヶ月経過した現在まで、シティバイクでの死亡者は1人も出ていないという。また、「シティバイク」の年間利用契約者数はおよそ10万人だが、自転車シェアリングサービスの利用者が増えることで、同市では一般的な交通事故も劇的に減っているのだそう。

日本国内での取り組み

「自転車共有サービス」の動きは全世界で広まっており、パリでは既に2万台以上、ロンドンでは1万台以上が配置されている。

国内では、東京都江東区や横浜市の一部観光エリアなどで実施されており、東京オリンピックに向けて今後整備されていくという噂もある。ただ、日本シェアサイクル協会の小林成基副会長によると、「普及には人口の1%の台数確保が理想」とのことだが、現在のところ、都レベルでの取り組みはまだ行われていないようだ。

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