あなたの電車は大丈夫?東西線よりヒドい鉄道の混雑率ランキング

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Flickr_Bit Boy

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先ほどお伝えした東京メトロ東西線のガラス破損事故。原因は乗客の詰め込み過ぎによるものと言われているが、そんな異常と言われる東西線の混雑率を上回る路線があるようだ。 

乗車率200%の路線

国土交通省によると、東京圏で乗車率が180%を越える路線は15路線もある。そのうちの上位10路線をピックアップした。

【東京圏の鉄道 混雑率ランキング】

1位 JR東 総武線(緩行)200%(錦糸町 → 両国)
1位 JR東 山手線(外回り)200%(上野 → 御徒町)
3位 JR東 埼京線 199%(板橋 → 池袋)
4位 東京メトロ 東西線 197%(木場 → 門前仲町)
5位 JR東 京浜東北線(南行)194%(上野 → 御徒町)
5位 JR東 中央線(快速)194%(中野 → 新宿)
5位 JR東 南武線 194%(武蔵中原 → 武蔵小杉)
8位 JR東 横須賀線 193%(武蔵小杉 → 西大井)
9位 JR東 高崎線 188%(宮原 → 大宮)
9位 小田急 小田原線 188%(世田谷代田 →下北沢)

ランキングで混雑率が200%に達し、1位となったのはJR東日本の総武線と山手線。総武線は昨年の199%から1%アップして栄えある1位に輝いた。

混雑する電車として有名な埼京線は混雑率199%で3位にとどまった。

また、ガラスが割れてしまった東西線は前年から2%ダウンの197%。東西線では混雑緩和を目指し、駅にホームや路線を増設するなど、大規模な対策が行われている。

国土交通省

ちなみに、混雑率の目安は、180%を越えると折りたたむなど無理をすれば新聞を読める程度、200%では身体がふれあい相当圧迫感があるが、週刊誌程度ならなんとか読める程という。

2015年までに180%以内を目指す

東京圏以外では、大阪圏の1位が阪急神戸本線で、神崎川駅から十三駅間で142%、名古屋圏が名古屋市営地下鉄東山線の名古屋駅から伏見駅間で139%というから、東京圏が比でないのは一目瞭然だ。

そうは言っても、東京圏の混雑率はこれでも、ここ数年で改善しつつあるのだ。

国土交通省は現在、2015年までに東京圏での平均混雑率を150%以内、すべての区間の混雑率を180%以内とすることを目標としており、鉄道各社と連携して多くの対策に取り組んでいる。

その証拠に、昭和50年に221%だった東京圏の鉄道混雑率は、平成24年現在で165%にまで低下。増え続ける人口に対し、平成20年から15年で6%緩和した。

【東京圏の鉄道混雑率の推移】

国土交通省

その取り組みとして、JR東では京浜東北線などで幅広車両が導入され、平成20年度209%だった乗車率が23年度で194%に緩和。小田急線や東急大井町線・田園都市線では複々線工事や改良工事が行われ、確実に混雑率が低下している。

埼京線、中央線は改善見込まれず

一方で、埼京線、中央線、南武線など、混雑率の高い路線で未だ改善が見込まれていない路線もある(平成24年度資料)。

国土交通省

主要ターミナル駅となる渋谷駅では2027年まで工事が続くようだが、東京圏の複雑な路線図は、まだまだ変化を続けていきそうだ。

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