「世界遺産の取り消しは時間の問題」野口健が訴える富士山の現実

Text by

  • 1
kennoguchi0821/Twitter

kennoguchi0821/Twitter

日本が誇る世界遺産「富士山」の静岡県側が山開きが7月10日に行われ、一部のルートが通行可能になりました。この日から、5合目より上を目指す登山者を対象に、入山料1000円(富士山保全協力金)の現地徴収を開始。入山料はトイレや救護室の新設や改修、レンジャーの配置などに使われるそうです。

富士山のゴミ問題に取り組む野口健さん

アルピニストの野口健さんが、環境保全の活動を積極的に行っていることは有名な話。富士山の清掃を始めて今年で6年目になるそうですが、今もなお汚される富士山の悲惨な現状をツイッターなどを通じて訴え続けています。

7月12日にイベントで清掃作業を行った野口さんのツイート。

[blackbirdpie url=”https://twitter.com/kennoguchi0821/status/487954750181105664″]

[blackbirdpie url=”https://twitter.com/kennoguchi0821/status/487944680932249600″]

[blackbirdpie url=”https://twitter.com/kennoguchi0821/status/487948251929120768″]

[blackbirdpie url=”https://twitter.com/kennoguchi0821/status/487949780253802499″]

[blackbirdpie url=”https://twitter.com/kennoguchi0821/status/487946762628251648″]

この状況を目の当たりにして、野口さんはこう感じたそうです。

[blackbirdpie url=”https://twitter.com/kennoguchi0821/status/487957250053373952″]

悲願の世界遺産登録を果たした後も続く不法投棄

富士山のゴミ問題は深刻で、ボランティアによって改善されつつはありますが、産業廃棄物や建設廃材、家電などの投棄が後を断ちません。2013年に世界文化遺産として認定された富士山ですが、その背景にゴミ問題が絡んでいることをご存知でしょうか。

もとは「世界自然遺産」として登録をしようとしていたものの、ゴミ問題などの悪化する環境が問題視され、本来の自然が保たれていないという理由から、「世界文化遺産」として登録することになったそうです。

世界遺産から取り消しの可能性も?

また、この富士山の世界遺産登録は条件付きと言われていて、2016年2月1日までに環境保全策をまとめた「保全状況報告書」を提出しなければいけない、という難題が課せられています。

今までに世界遺産が取り消しになった例が2件(ドイツのドレスデン・エルベ渓谷とオマーンのアラビアオリックスの保護区)あることから、富士山の世界遺産としての存続が危ぶまれています。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking