Facebookのメインコンテンツは、テキストから仮想現実へ

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3月25日(現地時間)、サンフランシスコにて開催されたFacebook開発者会議では、スマートフォンと組み合わせ、仮想現実世界を体験できるヘッドセットが発表されています。

Facebookの未来では、文章ではなく体験を共有

マーク・ザッカーバーグCEOは、開発者会議において「5年前、フェイスブックでは、みんな文章を主に共有していた。これから先は、バーチャルリアリティーや拡張現実になる」と発表しています。

その発表通り、今回会議に登場した仮想現実ヘッドセットは、「自分の体験自体を、ヘッドセット経由で他人にも共有することができる」というもの。

私的な解釈で実用化の一例を挙げれば、まずは自身が旅行先で感動した景色の記録をFacebook上に投稿。

そして、そのコンテンツを知ったユーザーは、手持ちのスマートフォンと仮想現実ヘッドセットを装着し、コンテンツを閲覧。

すると、閲覧者は、投稿者が旅行先で味わった体験を同じような臨場感で味わえる。というような仕様であると予想できます。

Facebook離れ防止の一手

Facebookは以前からテキスト以外のコミュニケーション手法に注目しており、Instagramの買収をはじめ、Snap chatへの30億ドル買収提案(失敗)など、企業買収にも力を入れてきました。

やがてFacebookは、テキスト→写真→動画と、より臨場感の高いコンテンツ交流を可能にしてきましたが、最近ではユーザーのマンネリ化による”Facebobook離れ”も囁かれています。

しかし、今回Facebookが発表した仮想現実コンテンツは、今後の”Facebook離れ”を防ぐサービスとしての可能性を秘めています。

Apple、Googleも仮想現実市場へ参入予定

Googleは、2014年6月にAndroid端末のスマートフォンをダンボール製ゴーグルに取り付けて使う「Google Cardboard」プロジェクトを発表。

一方、2015年2月にはApple社が、アメリカ特許庁より仮想現実ヘッドセットに関する特許を取得しており、今後は競合の増加も予想されます。

しかし、既にコンテンツをユーザー間で共有できる大規模なプラットフォームを確立しているFacebookは、これから発達していく仮想現実市場において、他社より優位な立場にあると考えられます。

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