【直撃インタビュー】“イケメン猿”総選挙で、選挙違反を認定され失格となった“人類代表”木本さんに話を聞いてみた

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高崎山自然動物園

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先日、大分市にある高崎山自然動物園で、オス・メスの人気猿を決める「ダブル総選挙」が開催されました。

その中で選挙違反が発覚…。どういうことか、その真相に迫りました。

“イケメン”猿などの人気投票

野生の猿を、自然の中で餌付けしている高崎山自然動物園。

高崎山自然動物園

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来園者やHPから投票を募り、人気猿を決めるこのダブル総選挙には、申年だけに過去最多の1万票近くが集まったそうです。

メスはその名前が昨年話題となったシャーロットが、オスはキリリとした顔つきのムサシが選ばれました。

●シャーロット

高崎山自然動物園

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●ムサシ

高崎山自然動物園

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“人類代表”が最多得票となるも失格

オス部門では“イケメン”度を競ったという事。

猿の見た目にそんなに違いがあるのかしらと、結果を見てみたところ…

高崎山自然動物園

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あら?

明らかに猿ではない男性の姿が。

高崎山自然動物園

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「キモトサトシ」?

しかも、得票数は1071票と、ムサシより200票以上うわ回るダントツのトップです。

一体どういうことなのか、動物園に問い合わせてみたところ、次のような回答が。

「木本は当園のガイド職員で、“人類代表”として出馬しました。オス部門はイケメン度を競うので、“名前・所属等は一切明かしてはいけない”というルールがあったのですが、彼はその規則を破ったので失格といたしました」

‐どのような違反をしたのですか?

「どうやらガイド中等に自分に投票するよう促していたようです」

どうして木本氏は「選挙違反」をしてしまったのか…ご本人に直接お話を伺ってみました。

●木本智さん

高崎山自然動物園

高崎山自然動物園

――今回選挙違反の疑いがあると言われていますが、事実ですか?

私としては全く身に覚えがありません。が、しいて言えば、選挙前に選挙をアピールするTV出演時に、『私に一票を』と言った事がどうやらマズかったようです。

他にも新聞等の取材を受けた時に、一方的に私の名前や年齢が公開されましたが、それは私の意図したことではありませんでした。

――そもそも、なぜ出馬されたのですか?

最初は全く出馬するつもりはありませんでした。

人類代表を誰にするかという会議中に、別の発言をしようと挙手したところ、それが“立候補”と勘違いされたようです。

私は申年生まれという事もあり、また、ガイド中に猿に間違えられる見た目だといわれたり、何だかんだで私が良いのではないかとされ出馬に至った次第です。

――今回の結果についてどう捉えていますか?

全く納得がいきません。

結果発表の当日まで、私は自分が選挙違反しているとも指摘されず、自分が首位であることも知らせれていませんでした。

そもそもこの選挙には、人類代表として出馬する訳ですから、猿には負けられないという強い思いがありました。

しかし愛する猿達と戦って良いのか…この葛藤が、夜も眠れないほどの負担となっていました。

結果発表で1位だと知った時、「人類の面目が保たれた!これで苦しみから解放される!」と、大きな喜びを感じました。

しかし喜びもつかの間。結果報告された次の瞬間、私の顔写真の上にムサシの写真が張られ、私が違反で失格したことを告げられたのです。

――その時の心境は?

“やめてくれー!”と思いました。

――有権者に対して何か伝えたい事はありますか?

今回の結果は私の不徳の致すところであり、ただただ申し訳ありませんという気持ちでいっぱいです。

しかし、応援して下さった皆さまのお声は私の中に響いており、今後の励みとさせて頂きます。

――この度1位を獲得したムサシに対してどう思われますか?

この苦しい選挙を共に闘った仲間であるので、彼には今後の活躍をただ願うばかりです。

――ありがとうございました。

今回の取材を通して、木本氏はユーモアがあり猿への愛情あふれる方だという事が分かりました。

木本さんや可愛い猿達に会いに、いつか大分へ行った際は高崎山へ訪れてみたいものです。

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