トマト缶のリコピンは3カ月で半分に!意外に早く劣化する栄養素

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ケチャップやお茶、ジャムといった、冷蔵庫や棚に残りがちな貯蔵品。古くても賞味期限内であれば、問題なしと考え、使っている人も多いのでは。

だが今回、それらの栄養素が、予想以上に早く失われていると、Preventionの記事で紹介された。どれくらい早く失われているか、いくつかの食品の例を取り上げてみよう。

トマト製品

トマトに多く含まれているリコピン。骨を強くし、がんや心臓病にも効果的な栄養素だ。しかしトマトの缶ジュースにあるリコピンでさえ、封を開けず冷蔵庫の中で保存していたとしても、3カ月で50%も失われる。

もちろんケチャップも同じ。よって数カ月間、冷蔵庫の中に入れておくのなら、小さなボトルを買った方が健康的といえる。

緑茶

緑茶には、がんのリスクを減らしてくれるカテキンが多く含まれている。しかし6カ月間、棚に置いておくと、平均で32%も減るという。

また緑茶は酸素や光の影響を受けやすいため、密封された缶に入ったものを買うといい。また新鮮さを長く保つためにも、冷蔵庫の中で保存しておくのがおすすめ。

オリーブオイル

IFTに発表されたニュースリリースによると、オリーブオイルの酸化を防ぐ効果は、6カ月で40%も低下する。

しかも酸素や熱、光の影響も受けやすいため、ストーブのそばに置いたり、キャップをしないで長い間放置したりするのは厳禁。

果肉ジャム

ブルーベリージャムに含まれている抗酸化作用をもたらす栄養素も、室内温度で2カ月保存した場合、23%まで減少してしまう。同様にイチゴジャムも薄暗い戸棚の中に置いていても、6カ月後にはフラボノイドが12%まで失われる。

ちなみにフラボノイドは炎症や記憶力にも効果があるとされている。

ドライフードと穀物

Journal of Food Scienceの研究によれば、マカロニに多く含まれているリボフラビンは、光にたった1日さらされただけで、50%も失われる。薄暗い空間でも3カ月後には、80%も低下するという。

また葉酸が含まれている小麦粉も、光や空気に触れさせないことが必要。これらの穀物は不透明なセラミックの容器に入れて保存しておくこと。場所は、冷蔵庫よりも乾燥した戸棚の方がベター。

このように時間とともに、多くの栄養素が失われていく。新鮮なものを食べるには、日頃からため込まないこと。それは、やがて食品ロスを減らすことにも、つながるかもしれない。

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