IQ100の11歳児とIQ200の5歳児はどっちが賢い?

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IQ100の11歳の子と、IQ200の5歳児では、どちらの知能が高いのだろうか。

実は「11歳の子の方が高い」ことになる。なぜそうなるのか、ご紹介しよう。

平均をIQ100とする

知能テストにはいろいろなタイプがある。従来のIQテストでは、言語、問題解決能力、論理的思考を測り、同じ年齢の子供と比較する。そして平均をIQ100として考える。

IQは「精神年齢÷生活年齢×100」

さらに2つの年齢を使って計算される。精神年齢と、生活年齢だ。

精神年齢というのは、知的能力が何歳の人間と同じなのかを示した値のこと。つまり5歳児でも、テスト結果が10歳の子供の平均と同じになれば、精神年齢が10歳となる。それとは反対に、実際の年齢のことを生活年齢と呼ぶ。

そしてIQの数値は「精神年齢÷生活年齢×100」ではじき出される。

IQ200の5歳児はIQ100の10歳児と同程度

つまり5歳の子供が、10歳の平均的な児童と同じ知能を示せば、IQが200となる。しかしIQ100の11歳の子と、IQ200の5歳児では、11歳の子の方が、知能が高いことになる。
5歳児のIQ200は、あくまでも10歳児の平均と同じだからだ。

知的障害児でもIQがUP

そして、現在のIQの考え方では、16歳を超えると知能は停滞すると見なされている。

だが、そんな考え方に、異論を唱える意見が多くなってきている。

あるレポートでは、知的障害とされた自閉症の子供にトレーニングを行った結果、IQが上昇したと報告されているし、2009年のノルウェーの研究でも、2年間、学校の授業時間を延ばし認知能力の向上に努めた結果、19歳の学生のIQが3.7ポイントも増加した。

心理学者のブライアン・ロッシュ博士はTHE CONVASATIONの中で次のように語った。

「これらの結果は、知能が固定されている、という考えに挑むものだ。先天的な要素はあるかもしれないが、生まれながらの知能は変わらないという考え方を、見直す時期に来ている」

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