よく遊ぶ子供は集中力が増し、正確性も2倍に改善-米研究

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学校から帰って遊んでばかりいると、以前は親に怒られたものだ。しかし今後そのような状況は減るかもしれない。

というのも最近、放課後に遊ぶと、子供の能力が向上するという調査結果が発表されたからだ。

9カ月にわたる221人の子供への調査

調査に携わったのは、University of IllinoisのCharles Hillman教授が率いる研究チーム。

彼らは7~9歳までの子供たち221人を、放課後に運動させるグループと、待機するグループに分け、調査に入る前と後に、認識力テストと脳画像診断を受けてもらった。

運動グループには、全米の学校でも利用されている「捕まえる」ことをベースにしたFITKidsと呼ばれる運動プログラムを、9カ月間にわたり実施した。

集中力、認識の柔軟性が改善

運動グループの子供たちは、1日2時間のプログラムの中で、約70分間活発に動きまわるのだが、調査の結果、注意力の散漫を抑制する能力や、目の前にある作業に集中する能力において大幅な上昇が見られた。

さらにスピードと正確性を維持しながら行う知的な作業に対し、認識を切り替えていく能力、つまり「認識の柔軟性」に関しても、改善が確認された。

運動する子は正確性が2倍

Charles Hillman教授はNEWS BUREAUの中で次のように語った。
「運動グループの子供たちは、待機していたグループに比べ、認識力を必要とする作業の正確性において2倍の改善が見られた」

さらに教授によれば、身体を動かす子供たちには認識処理速度や注意力の分配に関する、脳の機能面においても、広範囲にわたって変化が認められたという。

とはいえ、遊んでばかりいても、やはり学校の成績は上がらないかもしれない。「よく遊び、よく学ぶ」ことが大切なのだろう。

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