日本列島にGPSの軌跡を刻み「MARRY ME」のプロポーズ。結果は?

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YouTube/Yassan

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プロポーズにもいろいろな形があるものだが、1人の日本人が珍しい方法で挑戦した。それは「宇宙から見えるプロポーズ」だ。

これを思いついたのはタカハシ・ヤスシさん、通称「やっさん」だ。

GPSの軌跡が描くプロポーズ

彼は時に車を使い、またはフェリーや自転車で6カ月かけて日本中を旅し、約7000kmの道のりを走破した。

「やっさん」が身に着けたGPSは、北海道から九州までの旅の間、移動の軌跡を記録し続けた。そして旅の終わり、日本列島に浮かび上がったのが「MARRY ME」の文字。

最も大きなメッセージを書きたい

2008年、「やっさん」は31歳の時に仕事を辞めてから、この計画を思いつく。目的は2つ。本でしか知らない日本を体験すること、そしてGPSでメッセージを描くこと。

「やっさん」は、彼を取材したドキュメンタリーの中で次のように語った。
「どうやったら世界で最も大きなプロポーズ・メッセージを書けるのかと思いまして、調べていたらGPSドローイングが一番大きい方法だと分かりました」

旅の模様も映像に記録

移動ルートは、ロマンチックなフレーズが明確に浮かび上がるよう、慎重に検討された。また旅の様子も映像で記録し、7分間の作品にまとめた。

この「手紙~Letter」というタイトルの映像作品は、東北や関東、近畿など7つの章に分かれ、地震で通行禁止となった道や、舗装されていない狭い山道、雪道、さらに雨水で溢れかえった道路を行く場面が映し出されている。

「MARRY ME」がギネスに登録

2008年6月に北海道をスタートしてから、約6か月後の2009年1月、旅の終りとなる、熊本と大分の県境にある兵戸渓谷にたどり着く。

映像の最後に浮かび上がった「MARRY ME」の文字は、GPSで描かれた最も大きな世界記録認定作品として、ギネスブックに登録された。

重要なことは、このプロポーズが成功したかどうかという点だ。答えは「大成功」。その後、2人は結婚し、現在彼はGPSドローイング・アーティストとして活動している。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=Mv-Q_-Cd_zg[/youtube]
手紙 ~ Letter (ギネス世界記録

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