チェックしすぎはNG!メール確認の回数を減らすとストレスが減少

Text by

  • 0
123RF

123RF

Eメールはもはや仕事になくてはならないツールだが、いつも大量の受信メールが届いていないか気になって、何度も確認せずにいられない方も多いのではないか。

そんな現代特有のワークスタイルについて、研究者らはEメールが最もストレスの多いコミュニケーション手段の1つかもしれないと考え、調査を行った。

メールのチェックを制限して調査

携わったのは、ブリティッシュ・コロンビア大学の研究チーム。彼らは124人の被験者を、Eメールの使用頻度を制限するグループと、制限しないグループに分け、2週間、仕事を行ってもらった。

制限されたグループはEメールを閉じ、通知音も消し、1日に3回だけチェックするよう指示を受けた。制限されていないグループは、通知音もそのままにし、チェックしたい時は自由にメールへアクセスした。

すると当時、制限されていたグループのストレスレベルが下がった。

ストレスを感じるとホルモンが増える

人がストレスを感じると、副腎からコルチゾールというホルモンが解き放たれ、身体を巡る。そして学習能力や記憶力、免疫システム機能を妨げ、骨密度を低下させる。さらに体重増加、高コレステロール、高血圧を引き起こし、やがては心臓疾患のリスクを高める。

わずかなストレスは逆に良い

だが、コルチゾールは悪影響を及ぼすだけではない。体にリラクゼーションの効果ももたらし、つらい仕事の後など、通常の精神状態に戻す働きがあるとされる。またわずかなコルチゾールの増加は、逆に労働にもメリットを与え、気持ちに勢いを取り戻させる。

誘惑を我慢した結果、ストレス減

Eメールのチェックを制限されたグループは、1日に数回しかメールをチェックできないことに、当初わずかなストレスを感じていた。しかしその後、意外にも不安や苦痛のレベルは大きく下がった。

ブリティッシュ・コロンビア大学のコスタディン・クシェルブ氏は、MedicalDailyの中で次のように語った。
「当初、人々はチェックしたい誘惑に耐えることが、難しいと感じていた。しかしその誘惑に耐えること(わずかなストレス)が、逆にストレスを減少させたのだと思います」

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking