ターゲットへの命中率100%!追尾機能が付いた弾丸が開発される-米先端技術

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YouTube/DARPA

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今やほとんどのロケットやミサイルに追尾機能が備わっているが、ついに弾丸にまでその機能が加えられたことが、先日発表された。

約10cmの弾丸にセンサー内蔵で追尾

開発を手掛けたのはアメリカ軍の「防衛先端研究所プロジェクト機構(DARPA)」。

その弾丸は約10cmの小さなものだが、小型の垂直安定板が取り付けられ、センサーも内蔵されており、狙撃手がターゲットにレーザー照射を行うと、それを自動追尾する。

しかも弾丸が発射されると、レーザー光線は動きに合わせてターゲットを追い続け、シグナルを弾丸に送る。そして弾は当初の軌道を変えながらも、ターゲットに命中する。

30回のテストで成功

通常、スナイパーは狙撃を行う時、風速や空気の密度、目標への距離、重力による弾道曲率まで考慮に入れている。しかしこの技術を使えば、もはやその必要はないのだろう。

これまでに30回、テストを行ったがほぼ成功している。DARPAは動画も公開し、この弾丸を正確無比な機動兵器として「Exacto(The Extreme Accuracy Tasked Ordnance)」と名付けた。

DARPAの担当者は、声明の中で次のように語っている。
「50口径のExactoと光学視認技術は、現在の最先端のシステムの領域を大いに発展させていくことが期待されている」

約2.5kmのターゲットに命中させる

狙撃は弾着を観測する者と、実際に狙撃する者と2人のチームで編成され、これまでもアフガニスタンにおけるタリバンとの戦闘で、狙撃手は遥かに遠くのターゲットを狙う訓練を行ってきた。

最も長い距離の狙撃は、イギリス軍近衛騎兵のクレイグ・ハリソン伍長が、約2.5kmの距離からターゲットに命中させたものだとされる。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=vX8Z2MDYX3g[/youtube]
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