両親が13歳の爆弾を巻きつけた少女に「自爆して来い!」-ナイジェリア

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Flickr_abdulrahman samman عبدالرحمن سمان

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12月10日、ナイジェリアの市場で2件の爆弾テロが引き起こされ、10人が死亡した。犯人は10代の幼い少女と見られ、彼女らは体に爆弾を巻き付けて自爆した。

ところがその現場には、もう1人の容疑者がいた。名前はザフラウ・ババンギダさん。彼女は最初の少女が自爆した時、隙を見て逃げ、郊外の病院へたどり着いた。しかしそこで体に爆弾を身に着けていたことが分かり、逮捕された。

両親が娘を武装勢力の所へ連れて行く

その彼女がジャーナリストの前で会見を行い、どのようにしてイスラム過激派に自爆攻撃を強要されたのかを説明した。

彼女の父親と母親は、イスラム武装勢力「ボコ・ハラム」の支持者だった。その両親がザフラウさんを、森の中にある武装勢力の隠れ家へと連れていった。

自爆を促す生々しい会話

そして組織のリーダーらしき人物が彼女に、自爆攻撃がどういうものか知っているか、と尋ねてきた。以下は、彼女が会見で語った内容をまとめたものとなる。

リーダー「お前は自爆攻撃ができるか?」
少女  「できません」
リーダー「もし、それができたらお前は天国へ行ける」
少女  「だめです、私にはできません」
リーダー「だとしたら、お前を撃ち殺すか、地下牢へ投げ込むしかない」

もはや選択の余地はなかった。ザフラウさんは他の3人の少女たちと、自爆攻撃に参加させられる。彼女らは体に爆弾を巻き付けられ、車で犯行現場の市場まで運ばれていった。

この話を裏付ける証拠はない

もっとも、ザフラウさんの話を裏付けるものは何もない。しかし、もしこれが本当だとすれば、両親が娘に自爆テロをするよう積極的に促す、最初のケースとなる。

テロに女性を使うことに関して専門家は、武装組織がナイジェリアの国民に恐怖の種を植え付けようと、さまざまな戦略を保持していることを証明するため、としている。

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