道路に突然、巨大なカバが出現。街は騒然、飼い主には罰金28万円も

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Flickr_Hans Chen

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普段ないものが、突然目の前に出現すれば、当然誰もが驚くだろう。実はそんな事態が、12月26日に台湾で起きていた。

場所は台湾の西部にあたる苗栗県(びょうりつけん)。ビルなどが立ち並ぶ街の中に、突然現れたのは巨大なカバだった。

輸送の最中にトラックからジャンプ

地元の目撃者の話によると、ちょうど輸送されている最中に、カバが何かに驚きトラックからジャンプしたという。

その後、カバは駐車していた車に衝突し、道路へと転がり落ちた。車にぶつかった時の大きな音で、店やビルから出てきて人々が、やがて警察へと通報した。

ある女性は台湾紙・聯合報(United Daily News)に対し、「恐竜が横たわっているのかと思った」と語った。

牙や足の骨を折り数時間動けず

カバは牙や、足の骨も折れているらしく、道路の上で横たわったまま、数時間動けない状態が続いた。地元テレビ局の映像には、目から白い液体をじくじく滲ませ、苦しそうな表情を浮かべた姿が映し出されていた。

カバの平均の大きさは、体長3.5~4m、体重は1.2~2.6tもある。当然、重機でも簡単に動かせるものではない。そのため警察は、一旦道路の片側を規制せざるを得なかった。

しかしその後カバは、到着した貨物用の大きなコンテナに載せられ、治療を受けるため湖の近くへと運ばれて行った。

メロドラマにも出演した人気者のカバ

South China Morning Postのリポーターによれば、このカバは「阿河(ア・フー)」と呼ばれており、台湾の中心部の台中市にある飼育場で飼われていたものだという。

「阿河(ア・フー)」はその飼育場でも、一番の人気者で、台湾のメロドラマにも出演したこともある。

台湾当局は、カバが元の飼育場へ連れ戻されることになると伝えた。そして輸送中、カバを怪我させ苦しめたことにより、動物保護条例に反しているとして、飼育場のオーナーに7万5000台湾元(約28万円)の罰金を科したと説明した。

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