イスラム国が仲間を200人以上処刑か。多くは脱走を試みた外国人兵

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Flickr_Ogbodo Solution

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今年の6月頃から支配地域を拡大してきたイスラム国だが、どうやらほころびが見え始めたようだ。

というのも仲間の兵士を多数、処刑していることが明らかになったからだ。

120人のうち116人が脱走で処刑

すでにイスラム国は過去3カ月の間に、味方の兵士を少なくとも120人処刑している。しかもそのうちの116人が、もはやシリアの地から離れ、母国へ逃げようとした外国人の傭兵だという。

処刑された人々の年齢や国籍は分かっていない。しかし彼らのうちの数人は、ヨーロッパの出身だとされている。

一般市民も1000人以上が処刑される

もっとも120人という数は、他に比べて少ないのかもしれない。実際、今年の6月にイスラム国を宣言して以来、彼らによって1880人が処刑されたことが確認されている。

しかもそのうちの1177人は一般市民で、シリア東部でイスラム国と敵対していた部族が930人、また8人の女性と2人子供もそこに含まれている。

犠牲者はシリアのアレッポやその他の州において、それぞれ銃で頭を撃たれたり、首を切り落とされたり、さらには石で打ちのめされたりして、殺されている。

またシリアのアサド政権下にある兵士502人、また反政府勢力のメンバー91人を捕虜として処刑している。

実際は200人以上が殺されている

もともとイスラム国はソーシャルネットを駆使し、海外のイスラム教徒に呼び掛けていた。そして動画などを見て感銘を受けた外国の若者たちが、戦闘に参加するためシリアへと旅立っていった。

その若者たちが脱走を試みるということは、相当追い詰められているのだろう。

人権団体の部長であるラミ・アブドゥラマン氏は、The Independentにおいて次のように語っている。
「私たちはすでに120人に及ぶ、仲間の兵士が処刑されているのを確認している。しかし現場にいる我々の情報源によって、実際には200人以上が殺されていると考えられる」

また数百人が行方不明になっていたり、イスラム国の監獄に抑留されていたりすることを考えると、さらにその数は増える可能性があると見られている。

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