英アマチュア・トレジャーハンターが1億9000万円相当のコインを発見

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The Weekend Wanderers Detecting Club

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1月2日付のイギリスのDailyMailにおいて、アマチュアの収集家がアングロ・サクソンのコインを大量に発見したことが報じられた。

このコインの発見は、これまでにないほど大規模なもので、しかもその価値は100万ポンド(約1億9000万円)にもなるという。

牧草地で5251枚ものコインを発見

発見したのはポールと名乗る人物で、100人が所属するトレージャー・ハンター・クラブ(The Weekend Wanderers Detecting Club)のメンバーだった。

彼は昨年12月21日にイングランド南部あるバッキンガムシャー州、アリスバーリーという街で行われた「クリスマス探査」というイベントに参加。

金属探知機を使い、草で覆われた牧草地を探査していたところ、マンホールカバーほどの大きさのシグナルをキャッチした。

ポールと仲間は、その周囲を2フィート(約60cm)の深さまで掘り進めた。すると鉛のバケツのようなものを見つけ、中をみると、そこには5251枚ものコインが入っていた。

鏡のように磨かれ、傷もない

そのコインには10世紀から11世紀にわたってイギリスを統治し、無策王と呼ばれた暗君「エセルレッド王」と、その王位を継承した「クヌート王」の顔が描かれていた。

またそれらのコインは、全くひっかき傷もなく、鏡のように磨かれており、鉛の容器に入れられ慎重に埋められていた。

23年間クラブのリーダーをしているピート・ウェルチ氏は、DailyMailの中で次のように語った。
「これらのコインを扱ったのは、たった2人しかいないように思える。1人はそれを作った人。もう1人はこれを埋めた人だ」

過去には5kgの金塊も発見される

アングロ・サクソンとは、5世紀頃、現在のドイツ北岸や南部よりグレートブリテン島に侵入してきたアングル人、シュート人、サクソン人の総称。

その中でアングル人がケルト系ブリトン人を支配し、イギリスの基礎を築いた。彼らの言葉が英語の源になったと言われている。

そして過去にはアングロ・サクソンの5kg以上もの金塊が発見されており、330万ポンド(約6億2000万円)の価値があるとされた。

今回の約100万ポンド(約1億9000万円)の価値があると見られるコインは、金塊に次ぐ大きな発見となった。

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