ドイツで行われた反移民デモに、1万8000人が集結。デモに抗議の動きも

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Flickr_Johannes Grunert

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1月5日、ドイツ東部にあるドレスデンで、右派団体が主導する移民排斥デモが行われ、1万8000人が集まったと報じられた。

このデモは昨年10月から毎週開催されており、メルケル首相もこのような運動に参加しないようにと国民に呼び掛けていたが、前回のクリスマス前の人数、1万7500人を上回った。

ドイツ主要都市でデモを開催

このデモを呼びかけているのがPEGIDA(Patriotic Europeans Against the Islamisation of the West)と呼ばれている右派団体。

彼らはヨーロッパがイスラム化されることに反対しており、イスラム教徒の移民排斥を訴え、ドレスデンの他、首都のベルリン、シュツットガルト、ケルンでもデモを開催した。

デモに参加した人々は、ドイツの国旗を振り、「宗教的狂信やあらゆる急進主義に反対」というポスターを掲げ、通りを埋め尽くした。

移民政策により亡命者が急増

この問題の背景にあるのが、移民の多さだ。ドイツは世界でも最もリベラルな移民政策をとっており、昨年亡命を求めた人は20万人。2012年と比べると4倍も増えている。

その多くは中東からだが、トルコ人も300万人が移り住み、ドイツでは最も巨大な外国人コミュニティとなっている。

デモに反対するデモも起きる

この「反移民」を呼び掛けるPEGIDAに抗議するデモも、ドイツ各地で同日に開かれ、数千人が参加した。

ケルンではイスラム教徒の多い地域ということもあり、PEGIDAを支持する人に比べ10倍もの人々が集まり、デモに抗議した。また多様な民族が共生しているベルリンでも、400人の反移民支持者に対し、5000人近い人が抗議集会を行った。

またケルンの大聖堂やベルリンのブランデンブルク門は、全ての明かりを消し、反移民デモに対する抗議の姿勢を示した。

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