結婚している人は幸福度が高い。長続きの秘訣は親友と結ばれること

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Flickr_cebriancristina

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世の中には、次のように考える人がいる。個体としての人間は、突き詰めれば相手を傷つけるだけの存在でしかない、と。そのため結婚などは最初からしない方が良く、社会の因襲に縛られたままお互いを傷つけ合うことは、人生を空しくさせるだけだ、と主張する。

それでも最近の調査によれば、結婚していない人よりも、結婚している人の幸福度は高いという結果がある。しかも幸せな結婚の原因は、年齢のギャップが少ないことや高額な結婚式をしたことではなく、親友と結婚すること、または夫婦が親友になることだという。

結婚している人は幸福度が高い

イギリスの年次人口統計のデータを見ると、結婚してない人よりも、結婚した人は幸福感の落ち込みが少なく、特に中年に差し掛かった時の失望感を和らげ、結婚のメリットも短命に終わらないことを示している。

またこの調査によれば、物事がうまくいっている時は、独身者の方が楽しんでいるようだが、ストレスの多い状況に陥った場合は、配偶者との関係が個人の幸福感に非常に重大であることを示している。

このリポートの作成に携わった研究者の1人でもある、シャウン・グローバー氏もThe New York Timesの中で次のように述べている。
「人生の中で困難に遭った時、または状況が悪化した時、結婚は最も重要な要素かもしれない。安定し落ち着ける相手と結婚することは、困難なことに対してもストレスを和らげさせるようだ」

過去40年に比べ離婚率が急速に下がる

確かにアメリカで、離婚していないカップルに会わずにいることは、不可能に近い。しかし実際には離婚の割合は、過去40年に比べて下がっている。これまでは離婚率が50.0%だったが、このままのペースでいけば、3分の2のカップルが離婚しないことになる。

むろんそこにはさまざまな要因があるようだ。性の役割が平等になったこと、避妊の方法も向上したことなどが挙げられている。

多くの人が配偶者を親友だと語る

多くの人々が、自分の配偶者はベスト・フレンドだと主張している。もっともどれほどの人が本当のことを話しているかは分からない。またThe New York Timesのリポートでも、女性は夫を親友とはあまり見ていない。

しかし永遠の親友となる人と結婚できたラッキーな女性は、男性よりも多くのメリットを得られていることが分かっている。仕事への理解も得られ、家事も夫が積極的に手伝うらしい。

つまり夫婦が親友になるということは、相手を所有物とみなすのではなく、お互いが対等な関係に近づいて行くことなのだろう。そこに長続きの秘訣があるのかもしれない。

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