動物が自殺する瞬間を目撃。ハクチョウは水に頭を突っ込み死んでいった

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Flickr_Roberta R.

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自殺するのは人間だけ、とこれまでは思われてきた。しかし先日、中国の中央部、河南省にある三門峡市で、ハクチョウが自殺する場面が、カメラに捉えられた。

親鳥の死を悲しみ、自殺をはかる

この様子を撮影したのは、ハイキングをしていたヤン・ヤン・シャオさん。彼女は公園の湖を散策中にこの場面に遭遇したという。

ヤンさんはDaily Mailの中で次のように語った。
「私はずっと眺めていました。そのハクチョウは明らかに若かった。そしてその傍らには年取ったハクチョウが死んでいました」

年を取ったハクチョウはどうやら親鳥らしく、高齢のために亡くなったか、もしくは寒さのために死んだと考えられている。そして若い鳥は、その死に対し、深い悲しみに襲われている様子を示していた。

「(若いハクチョウは)何度も鳴き声を上げ、羽根をばたつかせていました。そして突然、水の中に自分の頭を突っ込んだのです」

ヤンさんは最初、ハクチョウが自分の気持ちを落ち着かせるために、そのようなことをしたと思っていたようだ。

「しかしハクチョウは、水の中にずっと頭を沈め続けていたのです。そして数分後、もはや動かなくなり、死んでしまいました」

犬やイルカの自殺例もある

科学者の間では、動物が故意に自分の命を絶つかどうか数十年にわたり、論争になっていた。その結論は出ていないが、ありうるとすれば鬱病のように気持ちが落ち込むことで自殺をするのではないか、と考えられている。

実際に1855年にロンドンにおいて、犬が自分自身を溺れさせるために何度も池に飛び込んだ例が伝えられている。救急隊が何度も救い出したが、それでも犬は池に飛び込み続け、しまいには溺れてしまったという。

またイルカが水中に顔を沈め続け、自ら呼吸を止めることで自殺した例もあり、チンパンジーなども親や兄妹の死に直面し、気持ちが沈み込み、死んでしまう場合があると言われている。

ハクチョウに関しても、明らかに自分から命を絶つという例が、数多く報告されている。

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