8000万年前から生息してきた深海ザメ「ラブカ」。生きた化石が豪でも捕獲

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Flickr_Reeko Science

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古代の姿のまま生息してきた動物のことを「生きた化石」と呼ぶが、それがこのほどオーストラリアで捕獲された。

捕らえられたのは深海ザメの「ラブカ」と呼ばれるカブラザメ科に属すもので、欧米では「フリルドシャーク」とも呼ばれている。

全長2m、水深700m付近で捕獲

生息していたのはオーストラリアの南にあるビクトリア湖。その湖に川が流れ込む付近で、サウスイーストトロール漁業協会の漁師たちによって、偶然捕らえられた。

身体は茶色で、長さは2m。通常は1500mの深海に生息しているのだが、今回は水深700m付近で捕獲された。

300の歯を持ち、一度噛まれたら最後

ラブカは8000万年前から生息してきたとされ、シーラカンスと同じように「生きた化石」とも呼ばれている。

ウナギのように細長く、背びれもなく、体をくねらせて泳いでいく。300もの鋭い歯を持ち、一度噛まれたら二度と引き抜くことはできないと考えられている。

Flickr_Ismael Mijan

 欧米では「フリルドシャーク」と呼ばれているが、これはエラが大きく開き、赤い鰓弁がちょうどフリルのように見えることが由来だと言われている。

日本でも生きたまま3匹捕獲

ラブカは生きたまま捕獲された例が少ない。しかし日本では2007年に、静岡県にある「あわしまマリンパーク」の職員によって1匹が捕獲され、水中を泳ぐ場面の撮影に成功している。

また2014年にも、生きたまま3匹を捕獲することに成功し、水族館の中で展示されたこともある。そのニュースはアメリカのABCやCNNでも放送された。下の動画は水中撮影をした時の模様。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=8jHqsrVNGpM[/youtube]
YouTube/dédé Xbc

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