餌を与えると幸せになるという伝説のワニが、太り過ぎで死亡。信者落胆

Text by

  • 9
YouTube/Ronny White

YouTube/Ronny White

各地にはさまざまな伝説があり、不合理なものと分かっていても、信じている人は多い。

しかしもしその伝説が、何かのきっかけで壊れてしまったら、人々の落胆は大きいだろう。そんな気持ちを想像させられる出来事が、バングラディッシュから伝えられた。

ワニに餌をあげると幸福になる

バングラディッシュのサーダーという街には、ハズラット・カーン・ヤーハン・アリ寺院がある。ここには池があり、伝説によれば600年前、池の底にイスラム聖職者が埋葬されたと言われている。

そして昔その聖職者が池で、カロパールとドラパールという2匹のワニを育てていたことから、この池でワニに餌を与えると自分の願いがかない、幸せになれる、という言い伝えが広まった。

そのため今も人々はこの池に住む、100歳とされるワニに、ニワトリなどを丸ごと1匹与えてきた。

しかしそのワニが、2月初旬のある朝、ついに白い腹を水面に浮かべ、死んでいた。しかも死因は食べすぎだという。信仰のあつい人たちは、かなり落胆しているようだ。

大きい獲物ほど幸運のチャンスが広がる

実は伝説では、より大きな動物をワニに捧げれば、願いがかなうチャンスも広がるとされてきた。

そのため次第に、エサをあげる行為がエスカレートしていった。それまでは主にニワトリを与えていたが、最近は人々がヤギなど、より大きな動物を生きたまま捧げるようになっていた。しかも餌を与える人の数も、増えていた。

そのためワニの身体に脂肪がたまり、丸々と太りすぎて死んだと見られている。

ワニを世話していたムハンマド・サーワさん(40)は、次のようにMirrorに語った。
「私たちはその問題に気付いていました。しかしどうすればいいのか、わかりませんでした」

年齢で死んだという可能性は低い

無論、100歳という高齢のため死んだとも考えられるが、どうもそうではないようだ。

この池にはもともと4匹のワニが住んでいた。そして今回のワニ以外の3匹も、実は肥満に関連する病気で死んだとされている。そして今では小さなトカゲが、肉の塊をお腹いっぱい食べているという。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=F-g7jFtN014[/youtube]
YouTube/Ronny White

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking