「あなたは黒人だからエルサになれない」差別を受けた3歳の女の子に奇跡が起きる

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Facebook/Rachel Muir

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少しキュートなシンデレラ・ストーリーが、オーストラリアで話題になっている。

女の子が差別的暴言を浴びせられる

彼女はヴィクトリクア州のバララットに住む、Samara Muirちゃん。アボリジニの少女で、笑顔のとても素敵な女の子だ。

母親のRachel Muirさんのフェイスブックによれば、Samaraちゃんは先月、『アナと雪の女王』のエルサの衣装を着て、ディズニー・イベントの会場へ向かったという。

そこで雪が敷き詰められたブースに入るため、2時間ほど他の子供たちと列に並んでいた。その時、近くにいた女性が、3歳のSamaraちゃんに向かって「あなたはエルサになれない。だって肌の色が違うから」と暴言を浴びせる。

しかも女性の2人の娘も指をさし、「彼女は黒人!黒人は醜い!」と罵倒した。Samaraちゃんは両手で顔を覆い、泣きながら家へと帰っていったという。

世界中から励ましのメッセージが届く

後日、母親のRachelさんがその出来事を、ありのままフェイスブックに掲載。それから奇跡が起きる。まずは6月13日に豪紙「The Courier」がSamaraちゃんの話を紹介。

すると地元のアーティストや一般の人からも、多くの励ましの手紙が送られ、フェイスブックにも無数のメッセージが届く。

しかもそれらはオーストラリアはもちろん、インドやメキシコ、イギリスなど、世界中から寄せられ、200通以上までに膨れ上がった。

Rachelさんは膨大な励ましのメッセージに対し、朝まで返事を書き続けたという。またSamaraちゃんも、彼らに「ありがとう」の言葉を送ったそうだ。

クィーン・エルサの栄冠に輝く

やがてTV番組も彼女のことを取り上げ、注目を浴びることに。そしてSamaraちゃんはフェイスブック・コンペティションにおいて、審判員の計らいにより、オーストラリアの「クィーン・エルサ」の栄冠に輝いた。

差別や偏見という名のウィルスは、放置すれば自然と増殖するのかもしれない。やがてそれはこのような罪のない女の子にまで刃を向ける。

だからこそ今回のように多くの人が撃退する意思を示し、減らす努力を続けて欲しい。

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