地球がいよいよヤバイ?イランで体感気温68℃を記録

Text by

  • 6
Twitter/Ryan Maue

Twitter/Ryan Maue

連日、日本では猛暑が続いているが、中東も信じられないほどの熱波に襲われているという。そんな中、7月30日にはイランでヒート・インデックス(熱指数)68℃を記録したことが公表された。

気象学者が発見しツイッターに投稿

観測されたのはイランのペルシャ湾岸地域にあるクゼスタン州、バンダール・マズハーという町。当時の気温は43℃、露点温度32℃で、これに湿度の要素を加えるとヒート・インデックスが68℃になったという。

気象学者で分析官のアンソニー・サグリアニ氏がこの状況を発見。下のようにツイッターにメッセージを残している。

「たぶん、僕がこれまで見た中で最も信じられない数値だ」

ヒート・インデックスとは何か?

アメリカなどでよく用いられているヒート・インデックスとは、温度に湿度を加味した体感温度のようなもの。単位は気温と同じく℃で表される。

例えば気温30℃で湿度が50.0%なら指数は約30℃となり、湿度が上がるたびに指数は上昇。湿度70%になると指数は35℃、湿度が100.0%になると44℃となる。

しかも高温域における湿度の影響が大きくなるよう設定されており、気温35℃で湿度50.0%なら指数は41℃、気温38℃で湿度50.0%なら49℃になるという。ただし実際には風などの要因も加えて補正されるようだ。

またこの指数は熱中症予防の指針ともされてきた。例えばヒート・インデックスで「27~32℃=過激な運動をしない」、「32~41℃=脱水症状の危険」、「41~54℃=差し迫った熱中症」、「54℃以上=生命の危険」となっている。

公式には今回の数値が歴代1位

2003年にはサウジアラビアのダーランで、ヒート・インデックス81℃を記録。しかしこれは非公式とされており、公式では今回の数値68℃が歴代1位となるようだ。(ワシントンポスト紙では74℃としている)

ちなみに日本の環境省は乾湿計の数値に輻射熱を取り入れた「WBGT」(湿球黒球温度)という熱指数を採用。より正確に熱中症の注意喚起に取り組んでいる。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking