10代で良い恋愛をすると精神面にも好影響、将来的に病気まで抑制するとの調査結果

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若い頃の恋愛はあまり長続きせず苦い思いが残るものだが、それでも精神面に良い影響を及ぼすという結果が発表された。

不安症やうつ病、薬物にもうまく対処

この調査にあたったのはアメリカ、デンバー大学の研究チーム。彼らは10年生の生徒(日本の高校1年生、アメリカでは高校2年生)男子100人、女子100人に対して不安心理やうつ病、引きこもり、非行などの心理的傾向を観察。

さらに恋愛関係にある10代の生徒たちが、友情や励ましを通してどのくらい深く互いに支え合っているのか、パートナーとの「関係の質」を調査した。

その上で、若い時の恋愛がその後の心理的調整能力(意思に基づいて自発的に行動を調整する能力)にどの程度影響を及ぼしているのかを分析。

結果、パートナーと良好な関係が築けた人はその後精神面の問題が少なく、不安症やうつ病、薬物の使用などにもうまく対処できる傾向にあることが明らかになった。

重要なのは「数」ではなく「質」

ただし恋愛の回数は重要ではないようだ。大切なのは「関係の質」。特に13歳から19歳までの若者が良好な恋愛関係を促進させることは、その後の心理的発達を促す可能性があるという。

調査に携わったCharlene Collibee氏は声明の中で「私たちは献身的で満たされた恋愛関係が、単なる友人関係よりも、強く心理的調整能力に結び付いていることを発見しました」とコメントしている。

また報告では、若いカップルの関係性が一様ではないことを強調。そのため親や保護者は、心の働きを考えないで性急に若者たちの恋愛を禁止すべきではない主張している。

子供を心配する親の気持ちも分かるが、良い影響があるのなら、ある程度距離を置いて見守る姿勢も必要かもしれない。

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