【LGBT】30歳未満のアメリカ人の3割は“バイ”であることが明らかに

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Flickr_Julie Missbutterflies

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先日、アメリカで自分が同性愛者なのか、異性愛者なのかを問う世論調査が行われた。その結果、30歳未満の人の29.0%が完全な異性愛者とは言えないと回答したという。

「Kinsey scale」によって世論調査

これを実施したのは、さまざまな統計を行っている情報サイトのYouGov。彼らは異性愛者や同性愛者の程度を測る「Kinsey scale」というものを使い調査した。

この「Kinsey scale」は1948年にAlfred Kinseyによって考案され、0から6の段階に分かれている。0の人は完全な異性愛者。6は完全な同性愛者。そして3は中間的、すなわち異性愛者と同性愛者両方の要素を持っているというもの。

YouGovではこれを提示し、回答者に自分がどの段階にいると思うかを尋ねた。

年齢に関係なく調査した結果は?

まず年齢に関係なくアメリカ人を調査した場合、全体の78.0%が完全な異性愛者と回答。しかしこのグループの12.0%が、同性との性交渉の経験があると認めている。

また全体の4.0%が完全な同性愛者だと返答。さらに16.0%が中間に位置していると答えた。この16.0%の内訳は10.0%がどちらかと言えば異性愛的、3.0%が同性愛的、残りの3.0%がより中間的となっている。

30歳未満の場合は中間が増える

30歳未満の場合では、完全な異性愛者と完全な同性愛者が合わせて66.0%。全体の29.0%が中間的、つまり完全な異性愛者とは考えていないという結果になった。またこの中間層は30歳から44歳までの人では24.0%、45歳以上では8.0%と下落している。

それにしてもユニークなのはこの測定方法かもしれない。Kinsey氏は考案した理由を次のように述べている。

「(現在の)性的行動(の判断)は正常か異常か、または社会的に受け入れるべきかそうでないか、異性愛者か同性愛者かでしかない。多くの人は、一方か他方かという極端に捉えがちな問題にもグラデーションが存在することを信じようとはしない」

確かに人は白か黒かで物事を判断しがちだが、多様な人間の姿を捉えることでより正確に現実を把握できるのかもしれない。

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