リンゴや青トマトに含まれる成分に、筋力の低下を防ぐ効果あり―米研究

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年齢とともに筋肉は衰えていくものだが、先日リンゴやトマトに含まれる成分にそれを防ぐ効果のあることが発表された。

ウルソール酸とトマチジン

この研究を行ったのはアイオワ大学の研究者たち。彼らはまずリンゴの皮にあるウルソール酸と、青いトマトの表面にあるトマチジンという成分を採取した。

さらにこれらが、遺伝子を変形させ筋肉を萎縮させるATF4というタンパク質の働きを抑える効果があるのではないかと仮定。

筋肉量が10%増加、力も30%UP

2カ月にわたりウルソール酸とトマチジンを含んだ食べ物をマウスに与え、食べさせなかったマウスと比較して筋肉量などを測定した。

その結果、両方の成分を摂取したマウスは、食べなかったマウスに比べて筋肉量が10%も増加し、力の強さも30%上昇していることが判明。ウルソール酸とトマチジンがATF4の働きを抑制し、筋肉の老化・萎縮を防ぐ可能性があると結論付けた。

30歳から筋力が低下、75歳で加速

もともと筋肉量は生まれてから30歳まで成長し続け、そこから10年ごとに3%から5%ずつ減少していくとされている。さらに75歳になると、減少率はさらに加速するそうだ。

Christopher Adams博士は報告の中で「筋肉が萎縮するのは、健康面や生活の質に大きな影響を与えます。人が年を取ることは避けられず、筋力も低下せざるを得ない。その結果、肉体的な活動が妨げられ、さらに筋肉が弱まってしまうのです」と語っている。

研究者らによれば今回の発見によって、将来筋肉の低下を防ぐ新しいサプリメントや薬の開発につなげられるかもしれないという。

トマチジンは筋肉量を増やし、逆に脂肪を減らす効果もあるとされてきた。これらの薬の開発で少しでも多くの人が健康に過ごせるようになることを期待したい。

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