赤ワインは糖尿病予防にも効果あり!善玉コレステロールが増え、血糖値も改善されるとの研究結果

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Flickr_Quinn Dombrowski

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芳醇な香りと深い味わいが楽しめる赤ワイン。実はこれを適度に飲むと、糖尿病の人に大きなメリットを与える可能性のあることが発表された。

2年間に及ぶ被験者の追跡調査

この研究に携わったのはイスラエルの Ben-Gurion University やNuclear Research Center などの国際的な研究チーム。彼らは40歳から70歳までの糖尿病を患っている男女に協力を仰ぎ、2年間にわたって追跡調査を行った。

被験者は1週間にワインを1回、もしくは全く飲まない生活を送り、夕食ではそれぞれ割り当てられたミネラルウォーターや赤ワイン、白ワインを150ml飲むよう指示される。食事もオリーブオイルを使った健康的な地中海料理を食べるよう求められた。

HDLが上昇し血糖値も改善

そして6カ月目と24カ月目には血液サンプルが採取され、被験者はさらに生活パターンや薬の服用、病気の症状、生活の質に関するアンケートを記入。それらを基に研究者が分析を行った。

その結果、水よりワインを飲み続けた人は、善玉コレステロールとされるHDLのレベルが上昇。また血糖値も改善したが、白ワインを飲んだ人は血中のブドウ糖のレベルが増えていることが明らかとなった。

インスリンの機能が低下する糖尿病

通常、血糖値が上がるとインスリンが血液中のブドウ糖を細胞や筋肉組織へと運び、上昇を抑える。しかしインスリンの機能が損なわれてしまうと、血糖値が上手くコントロールされず糖尿病となってしまう。

今回の結果を受け、研究者らは赤ワインを適度に飲むことは、白ワインやミネラルウォーターよりも健康に多くのメリットをもたらし、糖尿病の予防や病気の促進を防ぐ可能性があるとした。

またワインは睡眠の質も改善し、食事と一緒に摂取すればアルコール中毒にもなりにくいそうだ。糖分を多くとりすぎる人は、赤ワインを習慣に取り入れてはいかがだろうか。

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