子供のアレルギーを防ぐには、生後6カ月までに食べさせた方がいい?:米研究

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ある食べ物を摂取すると極度に体が反応してしまうアレルギー。これを防ぐには、なるべく早い時期に食べさせた方がいいとする研究結果が発表された。

生後4カ月から6カ月までに食べさせる

この調査を行ったのはカナダ、マニトバ大学のElissa M. AbramsとAllan B. Becker氏。彼らによれば牛乳やピーナツ、卵、大豆などアレルギーを起こしやすい食材を生まれて間もない赤ん坊に食べさせると、成長した時にアレルギー反応が防ぎやすくなるという。

研究者らは報告の中で「もし親御さんに聞かれたら、生後4カ月から6カ月までにアレルギーを引き起こしやすい食べ物を摂取するようアドバイスします。また一度食べさせたら耐性を維持するためにも、日頃から食べさせることが重要です」と語っている。

早い段階なら80%までリスクが減らせる

これは今までの説とは正反対となる。10年程前までは、ピーナツや卵などは大人になるまで子供には食べさせない方がいいとされてきた。

しかしAmerican Academy of Allergy, Asthma and Immunology(アレルギー、喘息、免疫学)の研究においても、生後4カ月から11カ月までにピーナツを食べさせるとリスクが軽減されるという結果が出ているそうだ。

またLearning Early About Peanut (LEAP)の研究でも、早い段階でピーナツを食べさせると、約80%までアレルギーになる機会が減らせると結論付けた。

必ず医者や専門家に相談すること

ただし母親の対応は逆になるようだ。今回の研究でも、母親は妊娠している時や母乳を与えている時には、アレルギーとなるような食べ物を避けた方がいいとしている。

さらに研究者らによれば、どのくらいの量なら安全なのか、どんな子供にも有効なのかなどまだまだ分からないことが多く、今後も調査が必要だという。

そのため親は必ずアレルギーの専門家や医者などに相談してから、赤ん坊に与えるかどうかを決めるよう強く勧めている。

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