2100年までに中東の一部の地域は暑過ぎて人が住めなくなる可能性アリとの報告

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今年の夏は記録的な猛暑に襲われた中東地域だが、2100年までにはさらなる気温や湿度の上昇で、もはや住めない地域の出てくることが予測された。

体感温度が74から77の地域が生まれる

この調査を行ったのはアメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)やLoyola Marymount Universityなどの研究者たち。彼らは現在のペースで二酸化炭素が排出された場合、各地域の体感温度がどう変化するのかをコンピュータでシュミレートした。

その結果、中東のカタールやアラブ首長国連邦、サウジアラビア、バーレーンなどペルシャ湾付近の一部の地域では、体感温度が74から77まで上昇することが判明。

日中の少なくとも6時間でもこのような状態が続けば、もはや外出することも居住することもできず、大量の死者さえ出る可能性があると予測した。

大量の移民が発生する恐れもある

体感温度とは一般的には、気温と相対湿度とを組み合わせた指数のこと。例えば気温が30℃で湿度が40%なら体感温度も30だが、湿度が60%になると体感は33になり、湿度が90%だと41という風に上昇していく。

Wikipedia体感温度

 そして今回予測された体感温度77とは、気温が35℃で湿度が100%の場合にあたるそうだ。これはサウナの中に入っている状態と同じとされる。

研究者らによれば、このような事態になると地域の人々が他の土地を求めてさまよい、大量の移民が生まれる恐れがあるという。

温暖化によって悲惨な事態に陥らないよう、各国が力を合わせて対策を講じてもらいたい。

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