【悲報】独り身の人は心臓手術後の死亡率が既婚者より40%も高いことが判明

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幸せな結婚生活は、健康面にも大きなメリットをもたらす。逆に離婚や死別した人は、心臓の手術後に死亡や悪化の割合が高くなるという結果が発表された。

過去の調査に手術後のデータを加える

この研究に携わったのはペンシルベニア大学などの研究者たち。彼らは過去にミシガン大学が行った調査結果を分析。

その調査とは50歳以上の2万9053人を対象に、1998年以来2年ごとに健康状態や医療ケアの実態、家族構成などをインタビューで記録したもの。

そしてこのデータに心臓病の手術を受けて生き残った人や、亡くなった患者1500人の男女の情報を加えた。

別れた人はリスクが40%も高い

全ての割合は結婚している人が65%、離婚または別居している人が12%、配偶者と死別した人が21%、結婚していない人が2%となる。

これらのデータを分析した結果、離婚や別居、死別した人は心臓の手術後に、死亡したり機能不全に陥ったりする確率が40%も高くなることが判明した。特に術後2年以内に大きな差が認められたという。

配偶者から受ける援助が影響か

しかしなぜこのような割合になるのか、その理由については結論を出していない。ただ配偶者から受ける援助などが、メリットをもたらすのではないかと推測している。

研究者は報告の中で「今回分かったことは以前の調査を裏付け、さらに認識を広げるものです。(結婚している人の回復率が高いのは)病院の選択やケアの面など、患者本人に影響を与えるようなサポートの役割が関係しているのかもしれません」と語った。

離婚した女性の死亡率が高くなるのは、経済的な問題もあるのかもしれない。しかしどんな形であれ別れは人の心に暗い影を投げかけ、術後の弱った身体にまで影響を及ぼすのだろう。

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