フェイスブックを1週間使わないでいると幸福度がアップするらしい:調査結果

Text by

  • 2
123RF

123RF

さまざまな人々と交流できるフェイスブック。しかしこれをやめると生活が充実し、幸福感が高まるとする調査結果が発表された。

幸福度の測定後にフェイスブックを中断

調査を行ったのはオランダ、Happiness Research Instituteの研究者たち。彼らはソーシャルメディアが人々の幸せにどのような影響を与えているのかを調べるため、1095人のフェイスブックユーザーに協力を要請。

ユーザーに「今、幸せを感じているか?」や「毎日どの程度楽しめているか?」「心配事や悲しい気持ちを抱いていないか?」などのアンケートを行い、それぞれ1から10段階で評価し、彼らの幸福度を測定した。

被験者の93%は1日1回、必ずフェイスブックにログインしていたが、測定後に半数のグループには利用しないよう求め、残りは継続するよう促した。

利用しなかった人は幸せな感情が上昇

そして1週間後に再びユーザーに同じアンケートを実施し、幸福度を測定。その結果、フェイスブックを続けた人は平均で7.67から7.75とわずかに上がった。ただしグループ内の55%はストレスを感じていた事実が判明。

一方、フェイスブックをしなかった人は、平均で7.56から8.12まで大幅に幸福度が上昇。社会的活動が増加して生活自体に満足感を覚えていたらしく、調査終了後のインタビューでも多くの人が悲しい感情が減り、より幸せな気持ちが増したと報告した。

自分が充実できるものを見失わせる

調査に携わったMeik Wiking氏は報告の中で「フェイスブックが本質的に悪いというわけではない。しかし多くのメディアサイトは、ユーザーが自身の生活を認識する方法に影響を与える。また他人の生活に対するリアリティも歪めてしまう」と語っている。

また他の研究者は、人は自分が何を必要としているのかという視点を失い、代わりに他人がどんなものを所有したのかに焦点を当てる傾向があり、フェイスブックが他人と自分を比べさせ、本来の充実できることを見失わせる働きがあるのかもしれないとしている。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking