ワニ、ピラニア、トラが人の代わりに警備する『新しい刑務所』が発表される

2015年12月31日 14時00分

2015年12月31日 14時00分

Flickr_jean-louis Zimmermann
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もし完成すれば世界で初めてになるかもしれない、という新しい刑務所の建設計画がインドネシアで発表された。

それによると刑務所の周りには、看守の代わりに獰猛な動物たちを配置するという。

ワニ、ピラニア、トラが人の代わりに警備

この計画を発表したのはインドネシアの政府機関、アンチ・ドラッグ・エイジェンシーだ。

彼らは麻薬取引などの容疑で逮捕された死刑囚専用の刑務所を建設する計画を発表した。

看守の数をできるだけ少なくし、囚人たちが逃げられないよう動物たちを使った警護体制をとるという。

具体的にはまず刑務所の周りを池にし、そこに獰猛なワニを放つ。その外側の池にはピラニアを配置。それでも逃げようとする囚人は、さらに周囲の森に放たれたトラの餌食になってしまうというものだ。

真剣な表情で「ジョークではない」と答える

BBCに出演したBudi Waseso氏は記者の「この計画を本気で進めるつもりか?」という趣旨の質問に対し、真剣な表情で「これはジョークではありません」と答えた。

ただしまだ計画の初期段階で、建設予定地なども未定。しかしすでにどのようなワニが強力かなどを研究しているという。

看守たちが賄賂を受け取り囚人が逃亡

しかし何故、こんな動物を使った刑務所が必要なのか。実はインドネシアでは麻薬関連の法律が厳しいにも関わらず、看守たちが賄賂を受け取り、死刑囚を逃がしてしまうという事件が起きている。

しかも看守の中には囚人にドラッグを渡している者もおり、どんな人間を配置しても同じことが繰り返されているそうだ。そのためもはや賄賂が通じない、獰猛な生物を配置する他はないと判断したとされている。

日本では考えられないが、動物を使った刑務所は腐敗を止められない彼らの苦肉の策なのかもしれない。

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