爆煙が子供を抱く母の姿に…戦場の風景を希望の光に変えるアーティストが話題に

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Facebook/Saba Jallas سبأ جلاس

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平和への願いを込めて、戦場の場面を愛と希望にあふれた絵に変えてしまうアーティストの作品が話題となっている。

戦場の写真に自らの絵を重ねる

そのアーティストとはイエメンに住むSaba Jallasさん。彼女はサウジアラビアなどを中心とする空爆で、破壊されていく街の様子を撮影。

その写真の上に自らの願いを込めた絵を描き、フェイスブックに投稿した。その結果、イエメンの人はもとより世界中の人々から賞賛の声が寄せられ、注目を浴びることに。

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6000人死亡、人口の80%に支援が必要

イエメンでは去年の3月から、シーア派の武装組織「フーシ派」に追われた政権の要請により、隣国のサウジアラビアなどが空爆を開始。一部の報道によれば学校や市場、病院までターゲットにされ、約6000人の市民が死亡、250万人が住む家を追われたという。

またアムネスティ・インターナショナルでは人口約2100万人のうち、80%の人々に何らかの支援が必要だとしている。

「この絵は希望をもたらしてくれる」

Jallasさんがこの絵を描き始めたのは、2014年にガザ地区で行われた戦争でパレスチナ人アーティストが描いた同様の絵に触発されたことがきっかけだという。

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彼女は英紙Independent の中で「人々はこの絵が彼らの希望をもたらしてくれると話してくれます。(略)私はイエメンが平和になり、皆が兄弟姉妹のように愛や寛容、明るさを持って暮らしていける日が来るのを願っています」とコメントしている。

Facebook/Saba Jallas سبأ جلاس

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一部の人間の思惑によって、否応なく戦火に巻き込まれていく市民たち。彼らにとってこの絵は願いであると同時に、残酷な現実に対する唯一の抵抗なのかもしれない。

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