世界初の快挙!日本の女子中高生が”小惑星”を発見!

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flickr_ l'interdit

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地球に衝突する可能性のある天体を発見し監視することを目的とする団体、日本スペースガード協会は、2009年11月に開催した「スペースガード探偵団」で3人の女子中高生が発見した小惑星の軌道が確定、このほど番号登録された、と発表した。

「スペースガード探偵団」は岡山県の美星スペースガードセンターに小中学生を招待し、新天体発見の感動を味わってもらう科学体験活動で、この時は14人が参加した。曇っていた夜空は午前1時ごろようやく晴れ、3人は眠い目をこすりながら観測を続け、2個の新天体を発見した。今回登録が完了したのはこのうちの1つで、この夜発見された小惑星は全部で9個。男子チームが発見した小惑星は2012年に既に登録、確定番号が付けられている。同協会によれば、女子中学生が発見した小惑星に確定番号がつけられるのは日本初で、世界でも例がないという。

この快挙を成し遂げたのは当時、聖和学院中学校1年だった高橋明子さん(現・聖和学院高等学校2年)と神奈川県海老名市立海老名中学校2年だった森下さくらさん(現・神奈川県立厚木高等学校3年)、岡山県立岡山操山高等学校1年だった田中亜紀子さん(現・岡山大学1年)の3人。世界の天文学者で構成される国際組織「国際天文学連合」(IAU)によって小惑星は「367643」と番号がつけられ、3人には小惑星の命名提案権が与えられる。

小惑星は地球から約4億2000万km、太陽からは5億7000万km離れたところにあり、太陽の周りを約5年8か月で公転している。2013年8月6日現在、宵の東の空の“こうま座”にあり、21.0等で輝いている。小惑星を発見し軌道を確定することは地球を天体衝突から守るために重要で、3人はスペースガードに貢献したと同協会は述べている。

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