【7つのコショク】食習慣に異変あり?小学生6割、未就学児4割「一人で食べる」…楽しい食卓がもたらすもの

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コショクという言葉をご存知だろうか?よく知られているのは「固食」「孤食」「個食」の3つのコショクである。「固食」は“自分が好きなものに固定して同じものしか食べないこと”をいい、「孤食」は“一人だけで食事をすること”、「個食」は“家族の食卓でそれぞれ別のものを食べること”をいう。

ライフネット生命保険株式会社が高校生以下の子どもと同居する親281人を対象に3つのコショクについて調査を行なっている。

調査によれば、高校生以下の子どもの45.6%に「固食」の傾向が見られたという。親に固食がある割合は27.7%で、母親156人では34.0%だった。親が固食を改めることが子どものよい手本となるのではないか、と同社は指摘している。

子ども一人で「孤食」する機会があるか尋ねたところ、未就学児で4割、小学生で6割という結果に。特に関東地方では朝食での孤食の割合は7割を超えている。夕食の孤食は小学生で3割半、中学生で5割半だった。両親の共働きや子どもの習い事の関係で食事の時間が合わないことも多い現代ではしかたがないこともあるだろうが、1人で食べることで固食につながることもあり、また食事の娯楽性の欠如やコミュニケーション不足などの問題も発生しやすく、会食恐怖症を引き起こすこともあるという。食卓に親が手紙を添えたり、休日には一緒に食卓を囲むなどの工夫が必要といえそうだ。

ライフネット生命保険株式会社

同じ食卓で家族が別々のものを食べる「個食」があると答えたのは35.3%だった。理由のない個食が頻繁だと好きなものしか食べない状況に陥りやすく、偏食の問題が出てくるといわれているが、今回の調査では「たまにある」が33.5%で、「頻繁にある」は1.8%に過ぎなかった。

3つのコショクに加えて、最近では7つのコショクを指摘する向きもある。パンやパスタなどの小麦粉製品ばかり取る「粉食」、子どもだけで食卓を囲む「子食」、正しい味覚が育たず、濃い味付けばかり好む「濃食」、過剰なダイエットによる「小食」を加えて7つだそうだ。

健康のために健全な食習慣は大事だが、気にし過ぎてもやはり食事の娯楽性は損なわれてしまう。楽しいコミュニケーションが維持できる食生活を生活全体の中でトータルに整えていくことが大事なのかもしれない。

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