【子供のいない既婚者】“子供のいる暮らしのイメージ” 男女ともに「お金がかかる」

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少子化問題は深刻化する一方だが、株式会社ベネッセコーポレーションの社内シンクタンク、ベネッセ教育総合研究所では、子供のいない男女の「子どもを持つこと」や「産み時」に関する意識調査を実施している。調査期間は2013年9月6~9日、25~45歳の男女が対象で4,159人の回答を得た。内訳は未婚男性1,037人、未婚女性1,039人、既婚男性1,035人 既婚女性1,048人。

「ぜひ」「できれば結婚したい」と望んでいる未婚男女は全体の半数以上だが、男性の73.9%、女性の63.5%は「交際している人はいない」と回答している。 また世代を問わず男性の2割は「結婚について考えていない」としており、子供を持つことについても同様に2割の男性は「考えていない」という結果だった。

     結婚について(未婚男女・年齢別)

株式会社ベネッセコーポレーション/「ベネッセ教育総合研究所」

既婚男性の67.3%、既婚女性の56.9%は「ぜひ」「できれば子供がほしい」と回答、うち7割以上が「今すぐにでも持ちたい」としている。「自分または配偶者が不妊の可能性があるのではないかと思ったことがある」既婚男性は36.0%で、既婚女性に至っては51.1%と半数を超える。「卵子老化」という言葉を知っている割合は既婚男性47.0%、既婚女性73.6%で、男女間の認知度に差が出る結果となった。

子供のいる暮らしのイメージの第1位は既婚男女ともに「お金がかかる」。2位も男女同じく「責任」、3位は男性「幸せ」、女性「忙しい」。

    子どものいる暮らしのイメージ(既婚男女別)

株式会社ベネッセコーポレーション/「ベネッセ教育総合研究所」

同研究所が2011年に実施した「第2回妊娠出産子育て基本調査」では、育児に関する医療費助成について「充実している」と評価する母親が多かった。今回の調査の「子供のいる暮らしはお金がかかる」というイメージはそうした実態とのギャップがある。具体的な育児支援策の情報が当事者でないと得にくいのではないかとも考えられ、それが子供を持つことを躊躇わせる要因となっているのならば、早い時期から妊娠や出産に関する正確な情報を伝えることが必要と同研究所は指摘している。

    子育て環境・支援制度の充実度(2011年・第2回妊娠出産子育て基本調査より)

「第2回妊娠出産子育て基本調査」ベネッセ教育総合研究所( 2011 年)

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