初夢のチャンスは4回!? 見逃しても悪夢を見てもあわてないですむ方法

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2013年も今日で終わり。明日はいよいよお正月だ。

縁起のよい初夢を見て幸先よいスタートを切りたいものだが、大晦日の夜から元旦の朝にかけてみる夢が必ずしも初夢とは限らないことをご存知だろうか?

一般的には元旦の夜から1月2日の朝にかけて見る夢が初夢とされることが多いのだ。

これは大晦日に寝ずに年を越す風習が広まったため。除夜の鐘を聞いて日付が変わるとともに初詣でに出かけ、初日の出を拝んで元旦の朝となれば、夜明かしで新年を迎えるということになるわけだ。

しかし徹夜明けで布団に入る元旦の夜、疲れのあまり夢も見ずに熟睡してしまうということも? でも、あきらめてはいけない。

鎌倉時代には節分から立春の夜に見る夢を初夢としていた。当時は立春を新年の始まりと考えていたためだ。

2日の朝に初夢を見逃したら、鎌倉時代のルールにのっとって節分の夜に期待しよう。

もっとも江戸時代には元旦の朝と2日の朝、3日の朝に見る夢を初夢とすることもあった。万全を期して全部の夢をチェックするというのもありかも?

縁起のいい夢として有名なのは「一富士二鷹三茄子」

富士と鷹はなんとなくわかるけど、なんで茄子?と思う人も少なくないと思うが、このことわざが定着してきたのは江戸時代で、徳川家ゆかりの地である駿河由来の言葉のようだ。駿河では初物の茄子が高く高級品であったことと、ナスが「成す」に通じるために縁起がよいとされたのではないかといわれている。

ちなみにこれには続きがある。

「四扇、五煙草、六座頭」(しおうぎ、ごたばこ、ろくざとう)。

扇は末広がり、煙草の煙は上に昇ることから運気上昇、座頭は毛がなく「怪我ない」に通じ、縁起がよいとされるそうだ。

よい初夢を見るためのおまじないとしては「長き夜の 遠の眠りの みな目覚め 波乗り船の 音の良きかな」という歌が有名だ。実はこの歌、昔ながらの表記だと回文になっている。

「なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな」。

この歌を七福神の乗った宝船の絵とともに紙に書いて枕の下に入れて眠るといい初夢が見られるそうだ。

悪夢を見てしまった時は「バクにあげます」と言うといい。想像上の霊獣バクが悪夢を食べてくれるからだ。

いずれもホントかどうかはわからないが、お正月には昔ながらのおまじないを楽しんでみるのもいいかもしれない。

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