20代男性「恋人がいる」25.5% 割合は所得に比例することがあきらかに 厚労省の調査で

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厚生労働省の調べによれば、20代の独身男女で恋人がいる割合は男性25.5%、女性37.2%だそうだ。

これは「21世紀成年者縦断調査」で明らかとなったもの。この調査は仕事の有無や結婚意欲などを継続的に調査し少子化対策などの基礎資料を得ることを目的としており、2012年10月時点で20~29歳の独身男女を対象とした調査の結果がこのほど発表された。

雇用形態別でみると男女とも「正規」は「非正規」より恋人がいる割合は高くなっており、男性が正規30.7%、非正規18.7%、女性が正規41.6%、非正規34.1%という結果となっている。

また、所得が高くなるほど「交際異性あり」の割合は男女ともに高くなる傾向にある。

      性・所得階級別にみた20代独身者の「交際異性あり」の割合

厚生労働省

恋人を作ろうにもまずは生活の安定が先決といった若い世代の現状が垣間見える結果となっており、少子化対策には若年層の雇用を安定させるなどの経済問題の解決が大いに貢献するといえそうだ。

10年前に同様の調査を行なった集団に対する追跡調査も厚労省では行なっているが、それによれば、この10年間で結婚に至った割合は20代の時に結婚意欲があった男性の53.9%、女性の62.8%だが、意欲がないと回答した男性では20.0%、女性では33.1%という極めて低い割合だった。

自分の人生を自由に生きられるのはよいことに違いないが、それは選ばれずに終わる選択肢も存在することを意味する。結婚も今や誰もが経験する通過儀礼ではなくなり、意欲的にしようと思わなければ生涯未婚という選択もできる。それが少子化を招いている以上、国は結婚という選択を阻害する要因を早急に排除する必要があるといえるかもしれない。

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