届いた郵便物の封筒をスキャンし、メールで送信してくれるサービスが米国でスタート

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Flickr/Great East Japan Earthquake (MOFA, Japan)

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アメリカの郵政公社(USPS)では、個人を対象に届いた郵便物をスキャンし、その画像をメールで送信するサービスを開始した。旅行や出張などで家を空けることが多い人には便利なサービスだ。

realmail.usps.com

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毎日11時にメールで通知

サービス内容は、月曜から土曜までの間、毎日11時に届いた郵便物に関する通知がメールで送信されるというもの。郵便物を開封することはなく、封筒の表部分をスキャンし、グレースケールの画像が送られてくるイメージだ。

ただしいくらか制限があり、通知される郵便物はレターサイズのものに限り、1日10通分までとなる。将来的には雑誌やカタログサイズの郵便物への対応が検討されている。

利用希望者はUSPSのオンラインサービスに登録するだけで、費用は無料。

炭疽菌事件がきっかけに

このサービスは2014年からバージニア州の一部で試験的に行われてきた。2015年の秋からニューヨークの地下鉄沿線やコネチカット州に、さらに2016年以降は利用エリアが拡大される。

このメール通知サービスが考えられたのは、2001年に起きた封筒に炭疽菌が封入され、5人が死亡した「炭疽菌事件」がきっかけだそうだ。

炭疽菌事件は、アメリカ同時多発テロが起きたわずか7日後の出来事だったこともあり、世界中が震撼した事件だった。

便利なだけでなく、心当たりのない差出人の手紙に警戒することもできる。日本でもこうしたサービスを導入して欲しいものだ。

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