山梨で豪雪、雪があまり降らない土地になぜ?

Text by

  • 6
山梨県オフィシャルサイト

山梨県オフィシャルサイト

先週に引き続き関東地方では雪が降り積もっている。山梨県甲府市では、観測史上最大の63センチの積雪を記録した。現在も降雪は続き1メートル近くに達する見込みだ。甲府市内では雪崩も発生しているという。

山梨県は山岳部をのぞき、雪は降りにくい場所と言われていた。もちろん、冷え込みはあるし、雪がちらつくこともある。しかし最終的には降り積もることはないとされてきた。実際に内陸部にありながらスキー場などの施設は少ない。

それには山梨県の立地が関係する。山梨県は北側に八ヶ岳、西側に中央アルプス、南側には富士山を有している。いずれも、標高2500メートルから、3000メートルほどあり、日本でも有数の山岳地帯となっている。山梨は文字通り山に囲まれた土地であり、中心部の甲府付近は盆地となっている。

雪を降らせる雲は低いものだと上空2000メートル付近に発生する。そのため、高い山々に阻まれて雲が動けなくなる。実際に、隣り合う静岡県は、中央アルプスに阻まれて雪雲が到達しないため、全国でも有数の雪が降らない土地となっている。さらに、山を乗り越えても、勢いが弱まってしまうため、大雪を降らせることがないとされてきたが、この冬の寒気はそんな通説を吹き飛ばすほど強力だったようだ。

今後も大雪に対しては注意が必要だろう。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking