2030年建設予定!月面でロボットが組み立てる“ムーン・ヴィレッジ”がスゴイ

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Foster + Partners

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2030年に欧州宇宙機関(ESA)がMoon Village(ムーン・ヴィレッジ)という村を月面に作る計画が進行中だ。

以前、NASAで火星探査のための宇宙飛行士を募集中とお伝えしたが、火星探査計画の進行により惑星探査も新時代に突入したといわれている。

そこでESAは、太陽系よりも遠い深宇宙の探査や将来の惑星間旅行を見据え、2030年に月面にムーン・ヴィレッジを3Dプリンターで作成するという。

ESA/Foster + Partners

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ちなみにESAは、ヨーロッパ各国が共同設立した宇宙開発・研究機関。現在19カ国が参加し、2000人以上のスタッフが勤務している。

月の土を利用し建築資材を印刷

ムーン・ヴィレッジの建築資材は地球から運ばれていくのではなく、月面で3Dプリンターが月の土を材料として直接印刷する。

そして、印刷された建築資材をロボットが組み立てていくという“地産地消”計画だ。

ESA/Foster + Partners

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このESAのコロニー計画は、オランダで開催された会議“Moon 2020-2030 人間とロボットの強調探査の新時代”で、200名の科学者と専門家によって議論および計画されたそうだ。

すでに印刷可能なことは実証済み

2013年には月面土壌のシュミレートのため、イタリアの火山の玄武岩から作られた土を使用し3Dプリントができることを実証したという。

この実証実験は保護シェルを制作するためのもので、月の土壌1.65トンを使って作成され、宇宙飛行士を宇宙の放射線から保護してくれる予定だ。

ESA/Foster + Partners

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ムーン・ヴィレッジは、地平線に近く永遠に日光が当たり続ける月の南極を中心に建設されるという。

月を中継基地とした惑星間旅行が可能な日も近づきつつあるようだ。

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