「ぽよ」ブラックホール衝突で生まれた重力波の『音』がカワイイ

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YouTube/ caltech

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2月11日、Laser Interferometer Gravitational Wave Observatory(LIGO)が「重力波」を初めて直接観測することに成功したと発表し、米・ワシントン州で記者会見を開いた。

ノーベル賞級の「最後の宿題」

アインシュタインの「最後の宿題」といわれる重力波は、ブラックホールなどの天体によって生み出された宇宙空間のゆがみが波となって伝わる現象。

ノーベル賞級ともいわれるこの観測。13億年前のブラックホールの衝突で起きた波を知覚できるというから驚きだ。

素粒子物理学を研究している東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の村山斉機構長も「大変興奮しています。天文学の新時代が幕を開けました」と同研究所のFacebook上でコメントし観測成果を高く評価しているという。

シュミレーション動画や重力波の音も

2つのブラックホールが合体するときに出た重力波を去年9月に観測したという。2つのブラックホールの質量はそれぞれ太陽の29倍と36倍と極めて大きいスケール。

衝突するブラックホールのシュミレーション動画では2つのブラックホールが非常に強い重力のため互いに引き寄せあい、

最後には1つになってしまう様が見られる。

こちらはLIGOの物理学者でスポークスパーソンのGabriela González氏が記者会見の場で発表した重力波のデータを音に変換したもの。

重力波の音に関してGonzalez氏からの説明があった後、ノイズの間に「ぽよ」という音が聞こえると思うがこれが「重力波の音」だ。非常に短いので注意して聞いてほしい。

13億年前のブラックホールの衝突が作り出した重力波の音は意外とかわいらしい?

ブラックホールの衝突のシュミレーション動画はこちらから▼

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