これが本?年代物の百科事典が新たなアート作品として息を吹き返す

2016年03月13日 16時00分

2016年03月13日 16時00分

Guy Laramée
Guy Laramée

カナダ・モントリオール在住のアーティストGuy Laramée氏が手がけた、年代物の辞書や百科事典を使った3D地形アートが話題になっている。

古い辞典が砂漠や渓谷に

彼の最新の作品群は“Desert of Unknowing(無知の砂漠)”というヴィンテージの辞書や百科事典に砂漠や渓谷などを“出土”していくプロジェクト。

Guy Laramée

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こちらの“V”という作品は雪が積もった深い渓谷にぽっかりと空いた穴が印象的だ。

Guy Laramée

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破損し倒れた百科事典が

プロジェクト名にもなっている“Desert of Unknowing(無知の砂漠)”という名前の作品。

Guy Laramée

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横から見ると破損して倒れた百科事典が並んでいるのがわかる。

Guy Laramée

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近づいてみると砂漠の間を細い道が通っており、盛り上がった砂丘のページ線が砂の流れよう。

Guy Laramée

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究極の知識は風化しない

Laramée氏の芸術のテーマは“The erosion of cultures(文化の浸食)”だという。それは「文化が現れてはやがて時代遅れなものになり、他のものに置き換えられていく」ということ。

Guy Laramée

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つまり「文化が喪失することによりその担い手であった人々が完全に打ちのめされ、他の人々に取って代わられていく」と考えているそう。

Guy Laramée

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しかし「古い辞書や百科辞典もやがては風化していくが、究極の知識は侵食の代わりに蓄積していくことができる」というアイデアが作品の元になっているという。

新たな芸術として息を吹き返す

使われてなくなってしまった百科事典などの知識の山が、Laramée氏の手によって新たな姿になり、芸術として人々を楽しませるというプロジェクト。

Guy Laramée

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現在、彼の作品は米・ニューヨークのJHBギャラリーとシアトルのFoster/Whiteギャラリーで展示されている。

Guy Laramée

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他の作品はこちらから閲覧することができる。

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