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丈夫だからいつも一緒!ウェットフェルトで制作されたパンダのミニバッグがカワイすぎて癒される

海月羊

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ウェットフェルトで制作されたパンダのミニバッグの可愛らしい姿に癒され、思わずほっこりと和んでしまうと話題を呼んでいる。

ちょこんと座っている姿がカワイすぎる

この作品を制作しているのは、ウェットフェルト作家・海月羊広瀬 はるさん(@haru_kuwa)。

ころんとしたシェイプが印象的なミニバッグのパンダは手乗りサイズ。

海月羊

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ちょこんと座っている姿が可愛らしく癒やされてしまう。

背中のファスナーを開けるとこの通り。収納もしっかりできて、バッグとしての実用性もばっちりだ。

海月羊

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今回は彼女に、ウェットフェルトで作品を制作し始めたキッカケ、そして制作する際に工夫している部分やインスピレーションなどに関して伺った。

立体なのにまったく縫い目がない?!

――ウェットフェルトの出会いと作品を作り始めたキッカケは?

羊毛との出会いは15年ほど前です。

その頃はまだまだ珍しかった羊毛フェルトのバッグとの出会いでした。

海月羊

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ウール独特のパステルのような優しい色味と、まったく縫い目なく立体を作ることができる不思議さにすっかり魅了され、羊毛を使い作品制作を始めました。

絵の具を混ぜて混色するようにブレンド

――作品の制作材料である羊毛は入手が難しいですか?

ありがたいことに色とりどりの羊毛が、簡単に入手できるので染色はしておりません。

そこで、絵の具を混ぜて混色するように、羊毛をブレンドしてオリジナルカラーを作っています。

動物の動画を見て構図を研究する

――制作する動物の選定や構図などの着想やインスピレーションは?

子供が小さいころ揃えたたくさんの絵本や童話など…。様々な記憶に残るお話しの世界からもインスピレーションをもらいます。

そして、制作する動物を決めたら、二次元の写真ではなく動画を見て構図を研究をしていますね。

海月羊

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長く使えるように限界フェルトにする

――実用品として使える作品が多いですが、長く使えるように工夫している箇所は?

「持ち歩くことのできるペットを実用品として作りたい」という気持ちがまずありますので、長く使えるように羊毛を固く縮めています。

限界フェルト(これ以上は縮まない)になるまで縮めることを理想に作っています。

海月羊

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そこで、手でしっかり縮めたあと、仕上げに洗濯機に一度かけて脱水し形を整え乾燥させています。

haruさん(@umitukihituji)が投稿した写真

そのような訳ですので、飼い主様(購入者様)には「汚れたら、お洗濯できますよ」とお伝えしています。

ビーズや刺繍の入った作品は別ですけどね。

海月羊

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型紙作りはいちばんの要!

――以前はニードルフェルト作品も制作されていたそうですが、ウェットフェルトと普通のフェルト作品との違いは?

ニードルフェルトは粘土のように羊毛を足したり引いたりしつつ制作していきますが、ウェットフェルトは型紙に羊毛を置いて縮絨(しゅくじゅう:織物の仕上げの工程で、組織を緻密にし毛端を絡ませてフェルト状にすること)させていきます。

海月羊

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そこで複雑な形になるほど、型紙作りが作品のいちばんの要になります。

最初の型紙のでき次第で作品の形がある程度決まってしまうので、緻密な計算が必要になります。

ウェットフェルトは羊毛をたっぷり使うので、制作コストはその分かかるかもしれません。

縮絨は水と石鹸で縮めていくので、作業は濡れた状態で進めます。

それから、濡れた状態で放置すると色移りの心配もありますので、一旦取り掛かったらできるだけ短期集中で制作するようにしています。

海月羊

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――作品を作る上でいちばん手間のかかる工程は?

やはり、いちばんは型紙を起こす作業ですね。

次には、大きな作品を縮める作業です。体力が必要になりますので…。

ranbu

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きちんと縮めた作品は丈夫で長持ち

――ウェットフェルトの魅力を教えてください。

素材の力がいちばんの魅力です。ウールならではの優しい色味、そしてほんわり優しい手触り…。

そして、きちんと縮めた作品はとても丈夫で長持ちすることです。

海月羊

海月羊

――今後の活動に関して教えてください。

時々、下鴨神社の“森の手づくり市”に出店しています。

秋には毎年、年に1度の個展を“ranbu”さん(大阪府梅田)で開催させていただいています。

そして、お声をかけていただいたテーマ別の企画展への参加もする予定です。

ranbu

ranbu

今後はマイペースながらも、未経験のイベントへの参加等、活動の幅を拡げていきたいと思っています。

緻密な型紙と様々な工夫を凝らした作品

動物たちをしっかりと観察し、それぞれの個性を存分に引き出した作品を制作する広瀬さん。

実用品として持ち歩いて使用できるように様々な工夫を凝らした作品は、緻密な計算をして型紙を作成しているからこそ。

haruさん(@umitukihituji)が投稿した写真

彼女の作品は、個展を開催している雑貨とアート・ショップ“ranbu”(大阪府梅田)にて常設で作品を販売しているという。

また、同店のオンラインショップでも購入可能とのこと。

ranbu

ranbu

気になる作品の価格帯だが、小さな作品は5千円から、大きな作品は2万円からとなっているそう。

海月羊

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彼女の作品が気になっている方は、ぜひSNSのアカウントをフォローしてみてはいかがだろうか。

Twitter: @haru_kuwa
Instagram: @umitukihituji
Facebook: @umitukihituji

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